アーセナルのミケル・アルテタ監督がリバプール戦に向けて意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えた。 ミッドウィークに行わ…

アーセナルのミケル・アルテタ監督がリバプール戦に向けて意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えた。

ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグでは、パリ・サンジェルマン(PSG)の前に2-1で敗戦。2戦合計3-1で敗れ、準決勝敗退となった。

立ち上がりから押し込んでいた中で、決定機をGKジャンルイジ・ドンナルンマにことごとくセーブされることに。2試合を通じて相手GKの好守にも阻まれての敗退となった。

そのアーセナルは、今季無冠が確定。来季のCL出場権確保が目標となる中で、3シーズン連続の2位フィニッシュを目指すことに。その中で、王者のリバプールとアウェイでの対戦となる。

試合に向けた記者会見に出席したアルテタ監督は、CL敗退を改めて振り返り「落ち着いている。アーセナルの監督として経験した中で、最も悲しい瞬間の1つだったが、同時に多くの明白な理由から、最も誇らしい瞬間の1つでもあった」と、悔しさもある一方で、手応えも感じているとした。

勝ってもおかしくないスタッツを残した一方で、結果は無冠。予測不能な部分もありながら、まだまだ足りていないことも事実だ。

残りの3試合に向けては、切り替えてしっかりと戦うとした。

「これが我々の姿だ。大きなトロフィー獲得にあと少しで手が届くところまで来ていたのに、それを達成できなかったとしても、それは道のりの一部だ。すぐに別の大会に出場し、最高レベルのパフォーマンスを発揮できるようにならなければならない。それだけだ」

また、2位確保についても言及。今シーズンにふさわしい結果で終わりたいとした。

「非常に誇りに思っているが、今シーズンも同じ形で終えられるようにしたい。プレミアリーグで優勝することはできないのは明らかだが、残り3試合となった残り16日間で、少なくとも戦い抜き、自分たちにふさわしい形でシーズンを終えられるよう、自分たちにふさわしい結果を残したいと思う」

CLでの戦いには自信を見せる一方で、プレミアリーグでは満足していないアルテタ監督。「プレミアリーグでは後退した。獲得したポイントから見ても、昨シーズンほど良い成績を残せていないことは明らかだ」と、取りこぼしも目立ちリバプールとの勝ち点差が広がったことについては、不満の残るシーズンとなったようだ。