第40回高知大方シーサイドはだしマラソン全国大会が3日、高知県黒潮町の入野海岸で開かれた。太平洋の潮風を浴びながら、全…
第40回高知大方シーサイドはだしマラソン全国大会が3日、高知県黒潮町の入野海岸で開かれた。太平洋の潮風を浴びながら、全国から集まった1455人が白砂を裸足で駆け抜けた。
国の名勝・入野松原が連なる入野海岸は、きめ細かな白砂浜が広がり、サーフィンの聖地としても知られる。
大会は、個人(6キロ、4キロ)、親子、カップルなど6部門。出場者にはヒマワリの花を髪に飾る人、恐竜の着ぐるみで走る人もいた。
「砂は優しくて最高でした。足の裏に大地を感じました」と高知市から参加した女性グループ。男子4キロの部で優勝した四万十市の会社員、西尾公志さん(34)は「初めての参加で優勝できてうれしい。砂は思ったよりやわらかくて、走るのはしんどかった」と汗を拭った。(エリアリポーター・笠原雅俊)