日本人女子王者と期待の新星による名勝負に会場は大盛り上がり。後半の怒涛の丸め込み合戦では、交互にカウント2を連発しなが…

 日本人女子王者と期待の新星による名勝負に会場は大盛り上がり。後半の怒涛の“丸め込み合戦”では、交互にカウント2を連発しながら、“あの手この手”で合計8回もの激レアな攻防が展開された。連続でマットを全力で叩き続けるレフェリーに「手が痛そう」「忙しいな」「大変だ…」と同情する声が出るほどの目まぐるしい展開となった。

【映像】怒涛の連続開脚…衝撃の丸め込み合戦

 WWE「RAW」で行われた女子世界王者イヨ・スカイとロクサーヌ・ペレスのノンタイトルマッチは、近年稀に見る試合後半の激しいキックアウト合戦でファンを熱狂させた。

 このところ「RAW」「NXT」の2つのブランドにまたがって抗争を繰り広げている両者。前半はロクサーヌがイヨの右膝を集中的に攻撃し、機動力を削ぐ戦略で優位に立つ場面もあったが、イヨも徐々に反撃。後半に差し掛かると一気に攻防が加速した。

 とくに見どころとなったのは、両者が繰り広げたキックアウト合戦だ。ロクサーヌの「ラ・マヒストラル」からのクラッチが合図となり、仕掛けたロールアップをイヨが2カウントで返すと、すかさずイヨがサンセット・フリップで反撃。ロクサーヌも即座にキックアウトし、スクールボーイやスモール・パッケージを織り交ぜた、素早い丸め込みの応酬に突入。

 ロクサーヌの両者は交互にカウントを奪うこと合計8回。キックアウト合戦のクライマックスでは、イヨがロクサーヌの動きを読み切り、強引に足の動きを封じながら「ヨーロピアンクラッチ」で丸め込み、3カウントを奪取した。

 普段であれば地味に見える切り返し技も、両者のテクニカルなスキルとテンポの良いスピードが相まって、ファンからは「忙しいな」「(2人とも)上手いねえ」「テンポすごい」「すごいテクニカル合戦」「丸め込みの応酬が最高!」「2人とも反応が速すぎる!」と絶賛の声が相次いだ。

 加えて、ファンが注目したのは短時間でリングを愚直に叩き続けたレフェリーの存在だった。「ワン・ツー」が7回、フィニッシュのスリーカウントを加えて、マットを思い切り叩いた回数は合計17回。「忙しいなレフェリー」「レフェリーが大変」「レフェリー手が痛そう」との声も聞こえたが、そこは熟練したWWE公式レフェリー。ポジションを変え、左右の手を使い分けながら、“響くカウント”で任務を遂行した。

 試合後、ロクサーヌはイヨと握手を交わし、スポーツマンシップを見せたかに思われたが、直後にジュリアと共にイヨを襲撃。次週の「RAW」では、イヨ&リア・リプリー対ロクサーヌ&ジュリアの注目タッグマッチが決定。5月10日(日本時間11日)の大一番「バックラッシュ」に向けて、女子部門の抗争が本格化する。(ABEMA/WWE『RAW』)