◇アジアンツアー◇インターナショナルシリーズ ジャパン presented by マオタイ 初日(8日)◇カレドニアン…

”ホームコース”で首位と5打差の9位発進

◇アジアンツアー◇インターナショナルシリーズ ジャパン presented by マオタイ 初日(8日)◇カレドニアンGC (千葉)◇7116yd(パー71)

前週の日本ツアー「中日クラウンズ」で4年ぶりの復活優勝を遂げた浅地洋佑のもとには「400件ぐらいは来たかな」と多くの祝福メッセージが届いた。“優勝した”という実感をかみ締めつつ、今季の試合スケジュールの組み方に悩んでいると明かす。

「日本ツアーのシード権を確保できたのでアジアンツアーに力を入れようかなと思いつつ、日本の賞金ランキングで上位3位に入れればDPワールドツアー(欧州ツアー)に行くチャンスがある。いろいろ悩んでいるところです」

昨年12月にタイで行われた最終予選会を21位で終えた浅地はアジアンツアーのメンバー。今大会は「フィールドに入ったのは先週なんですけど、ずっとカレンダーに『インターナショナルジャパン』って入れていました」と3月に開催が発表されてから出場を見据えてきた。しかも、会場はホームコースのカレドニアンGCに決まり「『よっしゃ』って思った」。地の利を生かし、初日は5バーディ、1ボギーの「67」として4アンダー9位で発進した。

試合のスケジュールを組むのが悩ましい

今月32歳になる浅地は「欲を言えば、アジアンも欧州もどっちも出られるようになりたい。移動は大変でも、経験できるのなら経験したい」と貪欲に話す。今大会を含むインターナショナルシリーズのポイントランク1位になればLIVゴルフへの道もある。「そうなれば、もう贅沢な悩みになります」

2日目は午後0時25分のティオフ。普段のプライベートラウンドと比較して「ちょっと予想していなかった所にカップが切られているホールも何カ所かあった。天候も怪しい感じはあるので、その日になってから(戦略を立てる)作戦かな」と慎重な姿勢ものぞかせながら臨む。(千葉県横芝光町/石井操)