高校生世代のラグビーの国際大会「サニックスワールドユース交流大会2025」(朝日新聞社など後援)が5日まで福岡県宗像市…

 高校生世代のラグビーの国際大会「サニックスワールドユース交流大会2025」(朝日新聞社など後援)が5日まで福岡県宗像市のグローバルアリーナであり、男子15人制で佐賀工が過去最高の準優勝に輝いた。

 2000年から始まった大会には、今年は海外6校と国内トップ級10校の計16校が参加、佐賀工は初戦でフィジーの学校に逆転勝ちするなど3戦全勝で予選を1位で通過、準決勝では昨年度の全国大会準優勝の東海大大阪仰星に24―19で競り勝った。

 初めて進んだ決勝は、FW長谷川怜生主将のトライなどで大会連覇をめざす大阪桐蔭と互角の戦いだったが、17―20で惜敗した。長谷川主将は「FWから仕掛ける佐賀工のラグビーを徹底したが、あと一歩だった」と振り返った。この大会で4位に入った2年前の先輩たちを超え、「自分たちで順位を上げられたので、花園(全国大会)で優勝めざし頑張りたい」と意気込んだ。(森田博志)