マルセイユがアル・ナスルのスペイン代表DFアイメリク・ラポルテ(30)の獲得に動くようだ。フランス『La Provenc…

マルセイユがアル・ナスルのスペイン代表DFアイメリク・ラポルテ(30)の獲得に動くようだ。フランス『La Provence』が報じている。

アスレティック・ビルバオで台頭し、マンチェスター・シティでもセンターバックや左サイドバックの準主力として活躍したラポルテ。ただ、2023年8月にはシティで出場機会を失っていたなか、高額なサラリーに惹かれてポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを擁するサウジアラビアの強豪へ新天地を求めた。

先日のAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の準決勝では川崎フロンターレ相手に失点に関与する失態もあったベテランDFだが、依然としてヨーロッパの強豪クラブからの引きはあり、選手自身もヨーロッパ帰還を希望するなかで今夏の去就に注目が集まっている。

そんななか、ラポルテに対しては今年1月にも関心を示していたマルセイユが再び獲得に向けた動きを見せているという。

『La Provence』によれば、ロベルト・デ・ゼルビ監督とスポーツディレクターのメディ・ベナティア氏は、ディフェンスラインに経験とリーダーシップに優れる選手の獲得を目指しており、現時点でラポルテが有力な候補の一人となっているとのことだ。

年俸面の交渉に加えて、獲得条件として重要なのは来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)ストレートイン。マルセイユは残り2試合となった今シーズンのリーグ・アンで2位に位置するが、6位のストラスブールまで勝ち点2差の中にリール、ニース、モナコと4チームがおり、CLリーグフェーズストレートインが可能な3位フィニッシュへ気が抜けない状況にある。

ただ、仮にこの問題をクリアできれば、ラポルテは2026年まで残すアル・ナスルとの契約を解除し、今夏のマルセイユ加入を選択する可能性は十分にあるようだ。