ブンデスリーガの残留争いで両チームの選手1名ずつが病院への搬送を余儀なくされた。 現在、ブンデスリーガで残留争いの渦中に…
ブンデスリーガの残留争いで両チームの選手1名ずつが病院への搬送を余儀なくされた。
現在、ブンデスリーガで残留争いの渦中にある16位のハイデンハイムと最下位のボーフムは2日、直接対決を戦い0-0のドローで試合を終えた。
残留を懸けたシックスポインターということもあり、互いの意地と意地がぶつかり合う激しい展開となったなか、両チームは前後半の接触プレーによって負傷者が出てしまった。
試合序盤の9分にはセットプレーの競り合いの際にボーフムFWフィリップ・ホフマンがFWマルヴィン・ピアリンジャーと激しく交錯。胸部に強い打撲を受け、そのまま負傷交代となっていた。
この負傷を受け、クラブは同選手が肋骨骨折と、肺虚脱をという「生命に関わる」ケガを負ったことを明かした。
「ホフマンは地元の病院で丁寧な応急処置と迅速な検査と治療を受けたおかげで、それ以上深刻な事態には至らなかった」と説明。胸水の排出のための簡単な手術を受けた後、ようやく肺機能が回復したと付け加えた。なお、離脱期間に関する詳細は明かされていないが、今シーズン中の復帰は絶望的となった。
一方、後半立ち上がりにはハイデンハイムGKケヴィン・ミュラーがボーフムMFイブラヒマ・シソコとのセットプレーの競り合いの際に頭部を負傷。ピッチ上で人目につかないように長時間治療を受けた後、担架で運ばれたが、クラブは同選手が脳震とうと診断されたことを明かした。
現在は意識を取り戻して回復しているものの、現時点で復帰時期は未定となっている。