粘りに、粘って98球を投じた佐々木は、ついにメジャー初勝利を手にした。(C)Getty Images ついに白星を掴んだ…

粘りに、粘って98球を投じた佐々木は、ついにメジャー初勝利を手にした。(C)Getty Images

 ついに白星を掴んだ。

 現地時間5月3日、ドジャースの佐々木朗希が敵地でのブレーブス戦に先発登板。5回(98球)を投げ、被安打6、与四死球3、3失点、4奪三振で降板。10点を挙げた味方打線の援護もあって、7度目の登板にしてメジャー初勝利を手にした。

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 アクシデントの中で迎えたマウンドだった。雷雨のため、試合開始がなんと3時間6分も遅れ、佐々木が初球を投じたのは22時33分という真夜中。ゆえに序盤から苦闘は続いた。2回に1死一塁から適時三塁打を浴びて同点に追いつかれると、7-1とリードして迎えた4回にもソロ本塁打と連打で2点を失った。

 それでも大谷翔平の8号ソロとフレディ・フリーマンの6号3ランなど大量援護を受けた佐々木は粘投。勝利投手の権利獲得がかかった5回を三者凡退に抑えた背番号11は、日付をまたいでの異例のマウンドを締めくくった。

 徐々にメジャーリーグにアジャストしていた中で掴んだ待望の勝利。佐々木が苦労しながら手にした1勝を地元メディアもクローズアップする。米紙『Los Angeles Times』は「楽な投球はできなかった」と振り返りながら「ササキはついに試練を乗り越えた」と絶賛した。

 今季自己最多の98球を要すなど、相変わらず制球面の課題は残った。それでも要所を締め、ダメージを最低限に抑えた内容は成長の兆しを見せたと言えよう。『Los Angeles Times』も「初勝利を挙げるには十分な力を発揮した」と強調している。

 まだまだ課題はある。それでも佐々木のメジャーキャリアは始まったばかり。この1勝を機にどう変わっていくかを興味深く見守りたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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