篠塚を圧倒したヒロヤ。(C)RIZIN FF　がけっぷちの26歳は猛烈なパウンド地獄でバチバチの因縁対決に終止符を打った…

 

篠塚を圧倒したヒロヤ。(C)RIZIN FF

 

　がけっぷちの26歳は猛烈なパウンド地獄でバチバチの因縁対決に終止符を打った。

　5月4日に行われたRIZINのイベント『RIZIN 男祭り』で、朝倉未来の愛弟子であるヒロヤは、MMAデビュー戦であり、平本蓮が率いる「Black Rose」のメンバーでもある篠塚辰樹に1回KO勝ちを収めた。

【動画】怒涛の打撃ラッシュ　篠塚を圧倒したヒロヤの舌出しKOシーン

　超満員となった東京ドームがドワァーッと異様な盛り上がりを見せる決着となった。

　それぞれが朝倉未来と平本蓮のもとで活動するとあって、“代理戦争”の構図でもあった一戦はヒロヤが開始早々から主導権を奪取。あっという間に磨き上げてきたというグラウンド戦に持ち込むと、下に回った篠塚を相手にパンチと肘を怒涛の連打。たまらずタオルが投げ込まれ、雌雄は決した。

　どちらにとってもショッキングな決着を受け、試合終了後の東京ドームの観客は熱狂。さらにヒロヤがフラッシュインタビューでボコボコに打ちのめした篠塚に対して「MMAなめんなよ。このケンカはこれで終わりです。彼がMMAに入ってきて盛り上がったのは確実なんで」と言葉を寄せたことで、最大級の歓声が場内を包み込んだ。

　Xで「篠塚の骨やばそう」「格の違いを見せたな」といった反響が相次いだ内容で、文字通りの完封劇を披露したヒロヤ。試合後の会見で「あいつ（篠塚）にMMAなめんなよって言えるのは俺だけ」と男気を見せた26歳の勢いは増していきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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