◇米国女子◇ブラックデザート選手権 3日目(3日)◇ブラックデザート・リゾートGC(ユタ州)◇6629yd(パー72)…

勝みなみは3日目に1イーグル3バーディ、1ボギーの「68」でプレーした

◇米国女子◇ブラックデザート選手権 3日目(3日)◇ブラックデザート・リゾートGC(ユタ州)◇6629yd(パー72)

どこか他人事のように、その場の様子を見ていたのは2週前だった。カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で行われた「JMイーグルLA選手権」を控えた練習日。ドライビングレンジの打席の後ろで、数名のスタッフが機械の設定を進めている。いまやトッププロ必携とも言えなくはない、弾道測定器を勝みなみも手に入れた。

当初は「私はあまり(関心が)ないんですけどね」というのが実際のところ。自他ともに認める“感覚派”。システマチックな数字よりも、感性を大切にするスタイルでここまでやってきた。「トラックマン」購入を決めたのは、全試合に帯同する母・久美さん。「ことしはショットが去年よりも良いので、良い時のデータを蓄積してみたらどうかなって」と娘を思いやって提案した。

今季はショットが安定。データも役に立つ?

米ツアー3年目の今季はここまで全試合で決勝ラウンドに進出。さらなる飛躍を求める上で、持ち歩くようになった高額機器を少しずつ試してみると、意外とこれが面白い。「どんな角度で(クラブが)入ってくるとか、どのくらい飛ぶとか、自分では見えない自分のスイングを知るのに役立ちますね」と効果を検証し始めたところだ。

もちろん劇的に心変わりしたわけではなく、勝はあくまでフィーリングが最優先。「あまりこう(数字に)真剣になり過ぎずに、良い時に見る、悪い時に良い時はどうだったかなと覚えておけば参考になると思います」。上達プロセスに、香り付け程度のスパイスが加わったとは言えそう。(ユタ州アイビンス/桂川洋一)