全国高校軟式野球選手権大会が今年で節目の70回目を迎え、5日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で東西の選抜チームによる交…
全国高校軟式野球選手権大会が今年で節目の70回目を迎え、5日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で東西の選抜チームによる交流試合が開かれる。新潟県内からは新潟商の渡辺陣選手(3年)が東日本選抜チームの一員として出場する。同校で1日に渡辺選手を激励する壮行式があった。
壮行式では、渡辺選手が登場すると大きな拍手が送られた。全校生徒を代表して生徒会長の島貫泰河さん(同)が「選抜チームに選ばれたのは日々の努力と練習の成果。甲子園の舞台で存分に活躍してきてください」とエールを送った。渡辺選手は「甲子園の雰囲気を体で感じ、全力でプレーしてきます」と応じた。
渡辺選手は捕手として選ばれたが、「本職はショート」という。硬式野球部の選手から「甲子園でプレーできてうらやましい。土を持ってきて、と言われました」とにっこり。「新潟商の名に恥じないよう頑張ります」と気を引き締めていた。(井上潜)