インテルのアシスタントコーチを務めるマッシミリアーノ・ファリス氏が3日にホームで行われ、1-0で勝利したセリエA第35節…

インテルのアシスタントコーチを務めるマッシミリアーノ・ファリス氏が3日にホームで行われ、1-0で勝利したセリエA第35節ヴェローナ戦後にコメントした。

前節ローマにウノゼロ敗戦を喫して公式戦3連敗となり、首位陥落となったインテルは、3日前のチャンピオンズリーグ準決勝1stレグ、バルセロナ戦では3-3の引き分けとした。直前の試合で首位ナポリがレッチェに勝利したことで暫定6ポイント差を付けられ、3日後にはバルセロナとの2ndレグを控える中、バルセロナ戦のスタメンからビセック以外の10選手を変更して臨んだ。

マフィアとの関わりがあるとされるインテルのウルトラスと接触していたことでS・インザーギ監督がベンチ入り禁止処分を受けて迎えた15位ヴェローナ戦。

開始6分に得たPKをMFクリスティアン・アスラニが決め、これが決勝点となってウノゼロ勝利とした。ナポリとの3ポイント差を維持した中、代行で指揮を執ったファリス・アシスタントコーチは残り3試合となったセリエAでは最善を尽くし、あとは天命に任せると割り切った。

「今はもう我々の手には負えない。我々の義務はこれから最後まで全ての試合に勝ち、後悔しないこと。だからナポリが勝ち点を落としたらそれを生かす準備をしておかなければならない」

そして3日後のバルセロナ戦に向けてFWラウタロ・マルティネスの出場可否については次のように述べた。

「明確な損傷ではないから少し希望はあるが、現時点ではイエスというよりノーだ。練習に参加できていない。もちろん、あらゆることを試すが、残念ながら現時点ではノーだ」

また、1stレグで手こずらされたFWラミン・ヤマルについては以下のように話した。

「彼のプレーは見ていて楽しかった。これまでも画面を通して見てきたが、彼の動きは別次元だった。もう少し、彼の動きを制限し、再びあのクオリティを出させないようにしたい。そのためにはスペースを十分に与えないことが鍵となる」