明治安田J3リーグ第11節の10試合が3日に各地で行われた。 【栃木CvsFC大阪】初のJ3挑戦の栃木Cが首位浮上 2位…

明治安田J3リーグ第11節の10試合が3日に各地で行われた。

【栃木CvsFC大阪】初のJ3挑戦の栃木Cが首位浮上

2位の栃木シティと首位のFC大阪の一戦。首位攻防戦となった中、ホームの栃木Cが主導権を握ることに開始6分、右サイドを仕掛けた田中パウロ淳一がクロスを入れると、相手のハンドを誘いPKを獲得。これを田中が自らしっかりと決めて栃木Cが先制。得意の「えっほえっほ」のパフォーマンスを見せる。

さらに18分、栃木CはGK相澤ピーターコアミがロングフィードを送ると、これを抜け出てトラップした平岡将豪が切り返しから豪快に決めてリードを広げる。

首位のFC大阪は栃木Cのペースに飲まれていた中、76分には自陣でボールを奪うと西村 真祈のスルーパスに反応した島田 拓海が決めて1点を返すことに。それでも反撃はここまでとなり、2-1で栃木Cが勝利して首位に浮上した。

【宮崎vs高知】土壇場の勝利で宮崎が3位浮上

6位のテゲバジャーロ宮崎は10位の高知ユナイテッドSCをホームに迎えた。

試合は33分に高知がカウンターから新谷聖基が決めて先制すると、44分には相手のハンドで得たPKを小林心が決めて前半で2点をリードする。

宮崎は2点ビハインドとなったが51分に反撃。左サイドからのクロスに対して橋本啓吾がヘッドで合わせて1点を返すと、78分にも左からのクロスを今度は黒木謙吾がヘッドで同点に追いつく。

2つのクロスから追いついた宮崎だったが89分にドラマが。ロングボールから、最後は橋本が泥臭く決め切って大逆転。3-2で勝利し、3位に浮上した。

なお、3位の鹿児島ユナイテッドFCは7位の奈良クラブに1-2、4位のツエーゲン金沢は16位の松本山雅FCに2-1、5位のギラヴァン北九州は11位の栃木SCとゴールレスドローとなり、勝ち点を伸ばせなかった。

◆明治安田J3リーグ第11節

5/3(土)

栃木シティ 2-1 FC大阪

【栃木C】

田中パウロ淳一(前6)

平岡将豪(前18)

【FC大阪】

島田拓海(後32)

ザスパ群馬 1-1 FC岐阜

【群馬】

加々美登生(後45)

【岐阜】

粟飯原尚平(後8)

アスルクラロ沼津 0-1 ヴァンラーレ八戸

【八戸】

音泉翔眞(前7)

ガイナーレ鳥取 2-0 FC琉球

【鳥取】

三木直土(前32、後15)

カマタマーレ讃岐 1-2 福島ユナイテッドFC

【讃岐】

大野耀平(後14)

【福島】

樋口寛規(前7、後43)

ギラヴァンツ北九州 0-0 栃木SC

テゲバジャーロ宮崎 3-2 高知ユナイテッドSC

【宮崎】

橋本啓吾(後6、後44)

黒木謙吾(後33)

【高知】

新谷聖基(前33)

小林心(前44)

鹿児島ユナイテッドFC 1-2 奈良クラブ

【鹿児島】

福田望久斗(後28)

【奈良】

岡田優希(後2)

田村翔太(後24)

松本山雅FC 2-1 ツエーゲン金沢

【松本】

田中想来(前29、後5)

【金沢】

長倉颯(前38)

AC長野パルセイロ 1-1 SC相模原

【長野】

藤川虎太朗(後47)

【相模原】

高井和馬(後44)