◇国内女子◇パナソニックオープンレディース 事前(1日)◇浜野GC(千葉)◇6751yd(パー72)◇宮里美香が今季初…

推薦で今季初戦を迎える宮里美香 ※撮影は2024年「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」

◇国内女子◇パナソニックオープンレディース 事前(1日)◇浜野GC(千葉)◇6751yd(パー72)◇

宮里美香が今季初戦に臨む。昨季はツアーフル参戦を目指して23試合に出場したが、子育てとの両立に想像以上の負担を感じ、昨年末の予選会(QT)出場は見送ったことで、通常は最大8試合の主催者推薦出場が3試合に限定される。拠点を置く関東近辺の大会出場を考えていて今大会の出場が決まった。

子育てのため普段のラウンド機会は減りがちだが、試合に出るとなると周囲にサポートを頼みやすくなると言う。「1週間に何回ラウンドしたいなって母に伝えて、子供をお願いして」。出られる試合では「予選は絶対に通りたい。出るからには上位争いしたい。でも、そんな簡単な世界じゃないっていうのもわかっている。しっかりやるべきことをやりたい」と意気込んだ。

今季は試合出場が減る一方で、解説の仕事が増える。次週8日開幕の国内メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」(茨城・茨城GC東C)もネット中継のU-NEXTで2日間担当する。様々な選手のプレースタイル、コースマネジメントをまじまじと見る機会は新鮮だ。

「(開幕戦の)ダイキンオーキッドレディスの時に、入谷響選手を見たけどポテンシャルがありそうで『すごいな』って。みんな攻めますね」。プロ転向した2008年の翌年から米ツアーに参戦し、12年の「セーフウェイクラシック」で初優勝。日本ツアーに主戦場を移したのは19年からで、長らく海外のセッティングで戦ってきたことで「ずっと攻めるようなゴルフはやってきていない」というスタイルが染み付いている。それだけに「メリハリがあるゴルフが大事と思ってやってきたけど、今の選手ってどんなピンでも攻める。ちょっと真似できないなって。あんまり(攻めることへの)怖さがないのかも」と感じている。

今大会のコースは昨年より総ヤーデージが82yd伸びた。パー5が顕著で9番が480ydから516yd、15番は545ydから559yd、17番は515ydから530ydになった。「私の飛距離だと長いクラブを持つ機会が多い。パーオン率は意識して、外してもパーセーブできたら」という。昨年は予選落ちしたが、19年には6位発進して8位で終えたコース。今週はコースを熟知するハウスキャディに頼るのも、宮里なりの戦略だ。(千葉県市原市/石井操)