現地時間5月3日(土)にアメリカ・チャーチルダウンズ競馬場で行われるケンタッキーダービー(G1・ダート2000m)に出走を予定しているJRA所属馬2頭、アドマイヤデイトナ(牡3・美浦・加藤征弘)とルクソールカフェ(牡3・美浦・堀宣行)が、…
現地時間5月3日(土)にアメリカ・チャーチルダウンズ競馬場で行われるケンタッキーダービー(G1・ダート2000m)に出走を予定しているJRA所属馬2頭、アドマイヤデイトナ(牡3・美浦・加藤征弘)とルクソールカフェ(牡3・美浦・堀宣行)が、同29日(現地時間)に現地で最終追い切りを行った。いずれもダートコースで5ハロン1分2秒4(現地主催者発表)を計時し、順調な調整過程をアピールした。
ドバイからの遠征後、慎重に回復を進めてきたアドマイヤデイトナは、宮下力光調教助手を背にダートコースで併せ馬を実施。加藤調教師は「ドバイから移動した後は馬体の回復に努め、強い調教は控えていましたが、1週前の追い切りの結果を踏まえ、今日は馬の気持ちやスピードを上げる必要があると判断し、負荷を高めました。今日の追い切りで状態は上向いてくると思います」と語った。
騎乗した宮下助手も「ドバイでのレースや輸送の疲れはとれており、しっかりと負荷をかけることができました。併せ馬でしっかり競り合い、動きも良好です」と、手応えを口にした。
日本の悲願なるか
ルクソールカフェにはJ.モレイラ騎手が騎乗し、キャンターでのウォーミングアップ後、5ハロンの追い切りを行った。モレイラ騎手は「今朝は微調整程度の内容で、馬の感触を確かめる調教でしたが、フットワークはスムーズでリズムも良く、精神的にも良い雰囲気でした。調教後の様子も問題なく、順調だと思います。ケンタッキーダービーという舞台に臨めることを楽しみにしています」と話している。