【明治安田J1リーグ】横浜FC 0-3 鹿島アントラーズ(4月29日/ニッパツ三ツ沢球技場)【映像】鈴木優磨、ボール変更で主審に叱られ不満顔 鹿島アントラーズのFW鈴木優磨が見せたまさかの行動が注目を集めている。自チームのPKシーンでボール…

【明治安田J1リーグ】横浜FC 0-3 鹿島アントラーズ(4月29日/ニッパツ三ツ沢球技場)

【映像】鈴木優磨、ボール変更で主審に叱られ不満顔

 鹿島アントラーズのFW鈴木優磨が見せたまさかの行動が注目を集めている。自チームのPKシーンでボールに水をかけたが、主審に見つかりボール変更に。この判定に抗議すると、Xでトレンド入りするほどの反響を生んだ。

 鹿島はJ1リーグ第13節で横浜FCを3-0で撃破。SNSで話題となったシーンは、ゴールレスで迎えた48分だった。鹿島のFWチャブリッチが、右サイドからドリブルを仕掛けてボックス内に侵入。対峙したMF小倉陽太の足がかかる形で転倒し、やや遅れたタイミングで飯田淳平主審のホイッスルが吹かれた。

 解説の林陵平氏は、「引っかかってはいますよね。ただ、横浜FC側からするとこれで(PKを)取られるのはきついなって思いはある」と解説。しかし判定が変わることなく鹿島にPKが与えられた。

 横浜FCの選手たちが主審に抗議するなか、キャプテンのMFユーリ・ララが何かをアピールする。すると飯田主審は、ゴールラインの方からボールを抱えて歩いてきた鈴木を見つけて会話。その途中で、鈴木はそのボールをチャブリッチに渡してその場を離れた。

 チャブリッチがボールをセットしようとしていたところに、飯田主審が近寄りこれを回収。水をかけるようなジェスチャーをして、ユーリ・ララが持ってきた別のボールに変更した。すると、鈴木が主審に詰め寄り抗議。説明を受けながら納得のいかないジェスチャーを見せた。

 一連の流れについて林氏は、「鈴木優磨がボールに水をかけにいってましたけど、それでボールを変えたんですかね?」とコメント。鈴木がボールに水をかけていたことで、別のボールに変更となったようだった。

 この行動に対してSNSのファンたちが反応。「鹿島がPKを獲得した時に鈴木優磨がボールに水をかけるも審判にボールを交代させられ鈴木優磨激怒」「優磨、水掛けたん?w」「優磨さん水かけwww」「優磨水掛けばれてちょっと怒ってるw」「最近よく見るやつだなw」「優磨、余計なこと(水かけ)すんなー」「ボール変えられて怒る優磨」「やめなさいよw」「また問題行動を…」などの声が出るなど大きな反響となった。

 さらに鈴木は67分にチーム2点目を決めると、寝転んでポーズする挑発的なセレブレーションを披露し、横浜FCのDFンドガ・ボニフェイスにスパイクで踏まれて悶絶。こちらのシーンも話題になったこともあり、「鈴木優磨」がXのトレンド入りするほどSNSは騒然となった。

 なお、ボールへの水かけについては、国内では昨シーズンにFC町田ゼルビアのFW藤尾翔太も行っていた。日本サッカー協会はPK時の“ボール水かけ”について「水をかけたらダメとかいう取り決めはとくにない。ボール取り換えの取り決めもとくにしていない。レフェリーがいろいろなシチュエーションの中で競技規則の精神を考えた時にどう判断するか次第」との見解を示し、この際にもSNS上で大きな話題となった。また最近は海外でも、バルセロナのFWラフィーニャが4月19日のセルタ戦で同じ行動に出ており、現地では「反スポーツマンシップ」「恥知らず」など批判の声が出ていた。

(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)