大谷にも本塁打が生まれたドジャースは大差で試合をものにした(C)Getty Images 待望の“パパ1号”に米記者も熱…

大谷にも本塁打が生まれたドジャースは大差で試合をものにした(C)Getty Images

 待望の“パパ1号”に米記者も熱狂している。

 現地時間4月29日(日本時間30日)、ドジャースの大谷翔平は、本拠地マーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場し、初回の第1打席で8試合ぶりの7号ソロを記録。19日(同20日)の長女誕生公表から復帰8戦目、34打席目で初アーチをかけた。日本人スターが先頭打者弾をマークするのは、これが今季2度目だ。

【動画】強烈な弾丸ライナーで右翼席へ!大谷翔平が7号アーチ

 1点を追う初回の第1打席、2022年サイ・ヤング賞に輝いた右腕のサンディ・アルカンタラと対峙すると、初球に投じられた内角低めのシンカーを捉え、これが今季最速の打球速度114.1マイル(約183.6キロ)、飛距離394フィート(約120メートル)を計測する右越えの同点アーチに。本拠地ドジャースタジアムが大いに沸く中、笑顔でダイヤモンドを一周した。

 SNS上では、米記者からの反響が続々。中でも地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者は、26日(日本時間27日)の本拠地パイレーツ戦から調子を上げている大谷の打撃成績に注目し、「4月中旬のスランプを完全に脱した。12打数で二塁打3本、三塁打1本を含む7安打、4四球だ」と復調ぶりを報じている。

 また、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、「アルカンタラを相手に一瞬で決着」と反応。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は、15年から導入されたデータ解析システム『Statcast』の数字に注目し、「時速114マイル以上の本塁打数:ジャンカルロ・スタントン73本、アーロン・ジャッジ42本、オオタニ35本」と伝えていた。

 確実に状態が上向いている大谷。今後も彼のバットから目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】「父の力を存分に発揮した!」米メディアも大谷翔平"パパ1号"を祝福 8試合ぶり7号記念アーチはCY賞右腕撃ち 登場曲は真美子夫人セレクト

【関連記事】山本由伸を変えた“スタバ” 「エースの自信」を生んだド軍同僚キケの励まし「何言っているんだ。君は地球上で最高の投手だ」

【関連記事】サイ・ヤング賞右腕を“格安”で獲得へ「難しくはなさそうだ」 先発陣に苦しむドジャースで「再生」する可能性