【WRC】第4戦 ラリー・イスラス・カナリアス(4月27日/デイ3)【映像】異次元の安定感!驚異のグリップ走行シーン WRC(世界ラリー選手権)の第4戦が、スペインのカナリア諸島で初開催された。結果は、トヨタのカッレ・ロバンペラが新コースを…
【WRC】第4戦 ラリー・イスラス・カナリアス(4月27日/デイ3)
WRC(世界ラリー選手権)の第4戦が、スペインのカナリア諸島で初開催された。結果は、トヨタのカッレ・ロバンペラが新コースを完全制覇した形だが、天才ドライバーの異次元の安定感に実況席もファンも驚愕している。
競技最終日の最終ステージ、SS18は、ボーナスポイントを獲得できる「パワーステージ」。今大会ここまでトヨタに差をつけられていたヒョンデの面々も、そしてロバンペラと同じGRヤリスに乗るエルフィン・エバンス、セバスチャン・オジェ、勝田貴元らトヨタのチームメイトも意地の走りを見せつけ、SS18は接戦になるかと思われた。
しかし、いざ最終ドライバーのロバンペラが走り始めると、空気が一変。映像にステージ途中の経過タイムが表示されると、思わず実況が「ちょっとすごいぞ!」絶叫した。暫定トップのオジェに対して「マイナス3.0秒」と出たのだ。
解説のピエール北川氏も「次元が違いすぎますね……」と絶句して言葉が出ない様子。ゲストの花田虎上氏に問われて口を開くと、「極端にクルマがスライドすることがない。ロバンペラだけ姿勢が安定していて、タイムを出していける」とロバンペラのグリップ走行の凄さについて言及した。
最後の経過タイムラインを超えると、ロバンペラはさらにタイムを縮めている。実況が「圧倒的です! マイナス3.9(秒)!」と大絶叫。フィニッシュすると2位のオジェとの差は4秒となった。ロバンペラは今大会18ステージ中15ステージでベストタイムを記録し、今季初優勝を飾った。
通算16勝目を獲得した天才ヤングドライバーの異次元の走りに対し、視聴者も大盛り上がり。「ピエール絶句」「異常なタイム出てる」「コメンテーター陣が静まりかえるほどの速さwww」「やっぱりグリップ走行の方が速いのか」「ホントに同じタイヤ履いてます?w」などのコメントが上がっている。
(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)