パイレーツ戦に先発…5回0/3を87球で無失点【MLB】カブス 9ー0 パイレーツ(日本時間30日・ピッツバーグ) カブス・今永昇太投手は29日(日本時間30日)、敵地でのパイレーツ戦に先発登板。6回先頭に二塁打を許したところ…

パイレーツ戦に先発…5回0/3を87球で無失点

【MLB】カブス 9ー0 パイレーツ(日本時間30日・ピッツバーグ)

 カブス・今永昇太投手は29日(日本時間30日)、敵地でのパイレーツ戦に先発登板。6回先頭に二塁打を許したところで右足を抑え、緊急降板となったものの、5回0/3で87球を投げて6安打無失点、1四球3奪三振の粘投で今季3勝目をあげた。防御率は2.77となった。

 今永は22日(同23日)のドジャース戦以来のマウンド。この日は5回2/3を投げて5失点ながらも、初回先頭の大谷翔平投手が今永から放った三塁への痛烈な打球が失策と記録されており、2死から浴びたエドマンの3ランが非自責点だった。しかし3日が経った25日(同26日)に記録が訂正され、5失点全て自責点に。防御率は2.38から3.18に悪化していた。

 そんな中で迎えた試合だったが、快調にゼロを並べる。。3回は2死一塁から今季8本塁打の怪童、オニール・クルーズ外野手を打席に迎えたが、内角のスプリットで空振り三振に仕留めた。4-0の5回には2死から連打と四球で満塁のピンチを迎えたが、好打者のブライアン・レイノルズ外野手を3球三振に仕留め、グラブを叩いた。

 しかし続投した6回、アンドリュー・マッカチェン外野手に左二塁打を浴びると、直後に苦悶の表情。クレイグ・カウンセル監督やトレーナーらが駆け寄り、今永は右足を抑えた。そのまま足を引きずりながら緊急交代となった。この日の投球内容は5回0/3で87球を投げ、6安打無失点、1四球3奪三振だった。

 一方で「2番・指名打者」で出場した鈴木誠也外野手も躍動した。第2打席で二塁打を放つと、第3打席は四球、7回1死一塁の第4打席はカウント3-1からストラットンの速球を捉え、7号2ランを放った。さらに9回には激走して三塁まで到達。今季3度目の1試合3安打は、サイクル安打まで単打が足りずだった。(Full-Count編集部)