【SVリーグ・チャンピオンシップ】NECレッドロケッツ川崎 3-0 SAGA久光スプリングス(4月27日・女子 準決勝 …

【SVリーグ・チャンピオンシップ】NECレッドロケッツ川崎 3-0 SAGA久光スプリングス(4月27日・女子 準決勝 第3戦)

【映像】女子バレーで起こった“ほっこり”珍事

 女子バレーの大一番で、敵味方関係なく協力し合う珍しいシーンが見られた。決勝進出を懸けた負けられない一戦での“ほっこり”珍事に注目が集まった。

 大同生命SVリーグはレギュラーシーズンを終え、4月18日から上位8チームによるチャンピオンシップが開幕。25日から始まったセミファイナルでは、2位・NECレッドロケッツ川崎と3位・SAGA久光スプリングスが顔を合わせた。

 その第2セットが始まった直後に珍事が発生する。NEC川崎の佐々木遥子のサーブがネットに引っかかると、その衝撃の影響からか、ネット脇にあるアンテナの位置が従来の場所からズレてしまったようだ。SAGA久光のサーブを前に、試合が一時、中断した。

 この事態に際して、率先して動いたのがNEC川崎のロレイナ・メアリーズ・ダ・シルバと、SAGA久光の荒木彩花だ。2人は協力し合って修復作業に参加し、緊迫のゲーム中ながらもライバル同士が笑顔をのぞかせるほっこりとした一幕となった。なお、最終的にはスタッフがテープを使って固定し直して、ゲームが再開となった。

 その後、第1セットに続いて第2セットも奪取したNEC川崎が勢いのままにセットカウント3-0で勝利。見事、ファイナル進出を決めてみせた。

 この準決勝の結果を受けて、決勝カードはNEC川崎と大阪マーヴェラス(レギュラーシーズン1位)に決定。SVリーグ初代女王の座をかけた戦いが5月2日に幕を開ける。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)