昨オフに1年1700万ドルで契約も… 厳しいスタートとなった。ドジャースのマイケル・コンフォート外野手は昨オフに1年1700万ドル(約24億2000万円)で入団したものの、28日(日本時間29日)の試合を終えて打率.169、2本塁打、OPS…

昨オフに1年1700万ドルで契約も…

 厳しいスタートとなった。ドジャースのマイケル・コンフォート外野手は昨オフに1年1700万ドル(約24億2000万円)で入団したものの、28日(日本時間29日)の試合を終えて打率.169、2本塁打、OPS.592。地元記者からも批判の声が上がり、米ファンからは「昨オフの最悪の契約だ」と指摘されている。

 開幕からは好調だった。6試合連続安打を放ち、打率.368、OPS1.237。しかし勢いはすぐに萎み、前日のマーリンズ戦は5打数無安打1三振に終わった。ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏は「コンフォートの打率は.169まで下がった。直近18試合では.103」と、あまりの打てない現状を憂いた。

 そして29日(同30日)は「9番・左翼」で先発することになった。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でドジャース番を務めるファビアン・アルダヤ記者はこの日、コンフォートが9番に降格したことを伝えると、通算1039試合目で初めて9番を打つことも報じた。

 メッツ時代の2017年から3年連続で27本塁打以上を放ち、昨季はジャイアンツで20発を放った大砲。特に右投手に強く、打順に厚みをもたらす存在として期待されたものの、バットが完全に湿っている。米ファンも「いまだに彼に1700万ドルを与えたのが信じられないわ」「9番じゃなくて打線から外せ」「テイラーより酷い」「フリーランド、ラッシング、キムは3Aなのに……」「最悪の契約の一つだ」「DFAすべきだ」などと、半ば諦めムードが漂っている。(Full-Count編集部)