昨年から南関東の三冠路線が変わってJpnの格付けになったので、それに伴いユニコーンSの時期も施行条件も大幅に変わることになった。これまでのデータは全くの参考外なので、京都ダート1900mのデータや、昨年のユニコーンS、似たような条件の鳳…
昨年から南関東の三冠路線が変わってJpnの格付けになったので、それに伴いユニコーンSの時期も施行条件も大幅に変わることになった。これまでのデータは全くの参考外なので、京都ダート1900mのデータや、昨年のユニコーンS、似たような条件の鳳雛Sを参考に考察していきたい。
※京都ダ1900mのデータは2015年1月5日-2025年4月20日を対象としています。
1.逃げ馬を中心とした先行馬が圧倒的に優勢
4角3番手以内で勝ち馬の7割近くを占めているように、4角では前にいたいところ。特に4角先頭の馬は勝率30.6%、複勝率も54.4%にのぼり、よほど展開がきつくならない限りは先行馬や早目に動いていける馬主体で組み立てたい。
2.ある程度の馬格は欲しい
馬体重の軽い馬が絶対にダメというわけではないが、480kg以上の複勝率25.2%に対して、479kg以下の馬は複勝率18.8%。極端ではないものの、480kg以上の馬格がある馬を中心に買った方が良さそうだ。
3.勢いのある馬を狙いたい
似たような時期に似たような条件で行われる鳳雛Sや昨年のユニコーンSを参考にすると、前走で勝利している馬が優勢。昨年のユニコーンSの上位3頭は全て前走が1着。圧勝したラムジェットは2走前の寒椿賞と前走のヒヤシンスSを連勝。2着のサトノエピックは未勝利と1勝クラスを、3着馬のミッキーファイトは新馬と1勝クラスを連勝していた。
クレーキングはデビューから3戦、強力メンバーと戦って好勝負。1800mに距離を延ばした前走では2着馬に8馬身差を付ける圧勝だった。勢いは十分で、さらに延長のここも突破できる可能性十分だ。