4月29日(現地時間28日、日付は以下同)。ウェスタン・カンファレンス第2シードのヒューストン・ロケッツ(1勝2敗)と、第7…
4月29日(現地時間28日、日付は以下同)。ウェスタン・カンファレンス第2シードのヒューストン・ロケッツ(1勝2敗)と、第7シードのゴールデンステイト・ウォリアーズ(2勝1敗)による「NBAプレーオフ2025」ファーストラウンド第4戦がチェイス・センターで行われた。
この日ウォリアーズは臀部深部筋の打撲で第2戦を途中退場し、第3戦を欠場していたジミー・バトラーが復帰。ただし前半はフレッド・バンブリートが4本の3ポイントシュートを沈めて12得点、さらにディロン・ブルックスが11得点、アルペレン・シェングンが10得点と続いたアウェーのロケッツが、57-50でリードして試合を折り返す。
後半に入り、ウォリアーズは第3クォーターだけでバディ・ヒールドが10得点、バトラーが9得点3アシストを奪うなど32-23で逆転に成功し、2点リードで最終クォーターへ。
ウォリアーズが勝てば3勝1敗、ロケッツがモノにすれば2勝2敗のタイに戻せる重要な一戦は、最後の12分間で終始5点差以内という白熱した展開の末、ウォリアーズが残り3分32秒にヒールドの長距離砲が決まってリードを奪うとそこから逆転を許さず、最終スコア109-106で制した。
ウォリアーズではチーム最後の7得点を奪ったバトラーが27得点5リバウンド6アシスト、ブランディン・ポジェムスキーが6本の3ポイント成功を含む計26得点に5リバウンド5アシスト2スティール、ステフィン・カリーが17得点3アシスト、ヒールドが15得点2スティール、クインテン・ポストが13得点4リバウンド、ドレイモンド・グリーンが6得点8リバウンド2アシスト。
対するロケッツはシェングンがゲームハイの31得点10アシストに5アシスト2スティール、バンブリートが25得点6アシスト、アメン・トンプソンが17得点9リバウンド、ブルックスが11得点6リバウンドを記録。
ロケッツはペイントエリアの得点こそ48-28で大差をつけた一方で、フリースロー成功率が61.3パーセント(19/31)に終わったほか、1点ビハインドで迎えた最終盤にシェングンのショットがグリーンの好守に阻まれ、バトラーにディフェンシブ・リバウンドを奪われて万事休す。
両チームのシリーズはウォリアーズが3勝1敗で王手をかけ、5月1日に第5戦が開催される。1勝3敗に追い込まれたロケッツが、ホームのトヨタ・センターでシリーズを引き延ばすことができるか注目したい。
【動画】激戦となったロケッツ対ウォリアーズの第4戦の終盤をハイライトで!