4月27日、香港・シャティン競馬場で行われた、香港チャンピオンズデー8R・クイーンエリザベス2世カップ(G1・3歳上・芝2000m・11頭立て・1着賞金=約3億円)でD.レーン騎乗の日本馬タスティエーラ(牡5・美浦・堀宣行)が勝利した。2…
4月27日、香港・シャティン競馬場で行われた、香港チャンピオンズデー8R・クイーンエリザベス2世カップ(G1・3歳上・芝2000m・11頭立て・1着賞金=約3億円)でD.レーン騎乗の日本馬タスティエーラ(牡5・美浦・堀宣行)が勝利した。2着にも日本馬のプログノーシス(牡7・栗東・中内田充正)、3着にカリフ(せん6・F.ナス)が入った。勝ちタイムは2:00.51(良)。
日本から参戦したリバティアイランド(牝5・栗東・中内田充正)は競走中止となっている。
2着 プログノーシス
J.マクドナルド騎手
「ゲート内での振る舞いが少し響いてしまいましたが、レース自体はよく走ってくれました」
3着 カリフ
A.デフリース騎手
「とても満足しています。いいポジションを取れて、向正面で少し行きたがったので抑えなければいけませんでしたが、その後はしっかり脚を使ってくれました。以前の良い頃の走りを見せてくれて本当に満足しています」
5着 キャップフェラ
C.ウィリアムズ騎手
「香港ダービーを勝ったヒーローが、国際G1の舞台でステップアップして、立派に力を示してくれたと思います」
9着 ゴリアット
C.スミヨン騎手
「レース中ずっと楽に運べましたが、直線入り口で仕掛けたときに今日は反応がありませんでした」
日本勢のワンツー

D.レーン騎乗のタスティエーラが鮮やかに抜け出して、ダービー以来のG1・2勝目をマークした。好位から絶好の手応えで直線を迎え、危なげなく抜け出した。2着には最後方から追い込んだプログノーシスで日本勢のワンツー。しかしもう一頭の日本勢、リバティアイランドは直線でスローダウンしてしまいジョッキーが下馬、競走中止となっており、その後に予後不良との診断で安楽死の処置が施された。
【全着順】
1着 タスティエーラ(日本)
2着 プログノーシス(日本)
3着 カリフ
4着 エンスード
5着 キャップフェラ
6着 ルビーロット
7着 モーメンツインタイム
8着 ストレートアロン
9着 ゴリアット
10着 エルヴェンセドール
競走中止 リバティアイランド(日本)