「楽天ジャパンオープン」(10月2日~10月8日/日本・東京/ハードコート)の大会最終日、シングルス決勝で第4シードのダビド・ゴファン(ベルギー)とアドリアン・マナリノ(フランス)が対戦。ゴファンが6-3、7-5で優勝を決めた。これでゴファ…

「楽天ジャパンオープン」(10月2日~10月8日/日本・東京/ハードコート)の大会最終日、シングルス決勝で第4シードのダビド・ゴファン(ベルギー)とアドリアン・マナリノ(フランス)が対戦。ゴファンが6-3、7-5で優勝を決めた。これでゴファンは先週の「深圳オープン」に続き2週連続優勝、そして昨年準優勝だったこの舞台で初優勝を飾った。試合時間は1時間23分。

ゴファンは試合後の会見で「決して簡単ではなかった。感情をコントロールするのが難しかった。今日は安定したプレーができ、1ブレイクでセットが取れた。セカンドセットで、マナリノがアグレッシブになってきていた。マナリノはフラットなプレーをする選手で、ラリーをするのが難しかった。セカンドセット最後にアグレッシブなプレーができ、ブレイクをとることができた。」と振り返った。

優勝について聞かれると「ATP500では初優勝のため、言うまでもなく特別な意味を持つタイトルになった。昨年は準優勝だったので、今年戻ってきて優勝できてとてもうれしい。」と昨年の雪辱を果たしたことに対し喜びを語った。

2週連続のタイトル獲得からくる疲れにについては「今、疲れは感じているものの、次の上海に対していいプレーができるようにしていきたいと思う。夏に怪我をして、結果としてはいい方向に結ぶついたのかもしれない。それは、身体的には100%回復していたものの、精神的には休んだ後のリフレッシュした状態だったので、勝ちたいという気持ちが強く芽生えるようになったので。」と回答。

「ATPファイナルズ」へ向けまた一歩前進したゴファン。出場予定の「上海ロレックス・マスターズ」にはラファエル・ナダル(スペイン)やロジャー・フェデラー(スイス)といった強豪がひしめくが、3週連続の優勝も夢ではない。(テニスデイリー編集部)※写真は「楽天ジャパンオープン」で優勝したゴファン