横浜F・マリノスのパトリック・キスノーボ暫定監督が、アル・ナスル戦へ向けて意気込みを語った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。 26日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)準々決勝で、横浜FMはアル・ナスルと対戦す…

横浜F・マリノスのパトリック・キスノーボ暫定監督が、アル・ナスル戦へ向けて意気込みを語った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。

26日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)準々決勝で、横浜FMはアル・ナスルと対戦する。

ファイナルズと称されるベスト8からの戦いはサウジアラビアで集中開催。25日からスタートし、東西の4チームずつ計8チームが集い、一発勝負でアジア王者を争うこととなる。

昨シーズンもACLを戦った横浜FMは、クラブ史上初となる決勝に進出。しかし、アル・アインとの決勝ではホームで2-1と勝利したものの、アウェイではGKポープ・ウィリアムが退場するなどして5-1で惨敗。アジア王者を目前で逃していた。

今シーズンはスティーブ・ホーランド監督のもとでシーズンをスタートさせた中、ACLEでは結果を残してきたものの、Jリーグではたった1勝に終わり解任。キスノーボ暫定監督の下で1試合を戦ったものの浦和レッズ敗れ、ACLEの直前でリーグ最下位に転落していた。

就任から間もない中で、アジア王者を目指す戦いを託されたキスノーボ暫定監督は、着実にチームの立て直しを図りつつ、しっかりとアジアで結果を残していきたいとした。

「クラブにこれほど劇的な変化をもたらした要因は1つではない」

「試合結果を見れば、接戦で僅差だったことが分かる。もしあの試合で運が味方してくれていれば、もっと良い状況になっていたはずだ」

「今、この機会を与えられたので、クラブを助け、クラブの運命を好転させる準備ができているが、それは一夜にして起こるものではない」

「我々は変化を望んでいるが、少しずつ着実にであり、急激にではない」

「まず、トレーニングのやり方と試合への準備の方法を変えたいと考えた。選手たちは素晴らしいパフォーマンスを見せ、モチベーションも高い。我々は自分たちのこと、そして明日の試合に向けて何ができるかに集中している」

昨季の決勝での忘れ物を取りに戻りたい横浜FMのアル・ナスル戦は、26日の28時30分にキックオフを迎える。