チェルシーに今夏加入するパウメイラスのU-17ブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアンだが、18歳の誕生日に悲劇に見舞わ…

チェルシーに今夏加入するパウメイラスのU-17ブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアンだが、18歳の誕生日に悲劇に見舞われた。

4月24日が18歳の誕生日だったエステヴァン。誕生日にはコパ・リベルタドーレスのボリバル戦が行われ、エステヴァンも出場。ゴールを決めて2-3の勝利に貢献した。

バースデーゴールにチームも勝利と嬉しいことづくめに思えたが、試合の後半に突如ピッチで倒れこむことに。そのまま嘔吐すると、担架で運び出されて交代となっていた。

エステヴァンは大事には至らず、試合後には回復。嘔吐してしまった理由を明かした。ブラジル『グローボ』が伝えた。

「慣れるのに少し時間がかかり、残念ながら続けることができませんでした」

「本当に高度の問題でした。ここは非現実的な場所だ」

試合が行われていたのはボリビアのラパスにあるエスタディオ・エルナンド・シレス。標高は約3650メートルとなり、富士山とほぼ変わらない。

ワールドカップの南米予選でも、実力で劣るボリビアとの戦いでもアウェイゲームではどの国も苦戦する中、クラブチームでも状況は同じ。パウメイラスのアベル・フェレイラ監督も振り返った。

「選手たちには苦しむだろうと伝えた。ここでは息継ぎのために空気を探さなければならない。私は階段を登っただけで疲れている。選手たちの気持ちを想像してみてほしい」

【動画】エステヴァンがバースデーゴール!

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