シモナ・ハレプ(ルーマニア)は、北京で開催されている「チャイナ・オープン」の決勝戦に進出し、10月9日月曜日に更新される世界ランキングで、新しい世界ランキング1位となるとWTAが報じている。26歳のハレプは、コンピューターランキングが導入さ…

シモナ・ハレプ(ルーマニア)は、北京で開催されている「チャイナ・オープン」の決勝戦に進出し、10月9日月曜日に更新される世界ランキングで、新しい世界ランキング1位となるとWTAが報じている。

26歳のハレプは、コンピューターランキングが導入された1975年以来初のルーマニア代表という画期的な快挙を成し遂げることとなり、25人目の女子世界ランキング1位保持者となる。

彼女の世界ランキング1位獲得とともに、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)は1位の座を4週間で失うこととなる。ハレプは、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)にも続く2017年5人目の女子世界ランキング1位保持者となる。

最近52週間で、ハレプは「マドリッド・オープン」での優勝によりWTAプレミア・マンダトリー3つ目の勝利を果たした。その後「全仏オープン」、「イタリア・オープン」、シンシナティの「ウェスタン&サザン・オープン」の決勝戦、そしてウィンブルドンの準々決勝に進出した。

2017年の「ウィンブルドン」の結果をうけて、ハレプは世界ランキングトップテンに最も長くとどまった現役選手となっている。

 

ハレプは2014年1月27日に初めてトップテン入りし、以来ずっとその座を保持している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「チャイナ・オープン」決勝進出を果たし、世界ランク1位が確定したシモナ・ハレプ

(Photo by Etienne Oliveau/Getty Images)