今回のtotoはJ1第12節の8試合と、J2第11節の5試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析…
今回のtotoはJ1第12節の8試合と、J2第11節の5試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
■首位の「入れ替わり」はあるか
首位の京都サンガF.C.から、8位のヴィッセル神戸までが勝点3差にひしめくJ1リーグ。接戦が続いており、第9節以降は頻繁に首位が入れ替わってきた。
結論から言うと、今節の首位交代はないとみる。ただし、上位戦線はさらに激しく動いていきそうだ。
首位の入れ替わりがないのは、トップに立つ京都サンガF.C.が3連勝を飾るとみるからだ。今節対戦する横浜FCとは、直近では2023シーズンに対戦し、シーズンダブルを飾っている。
両チームとも率いる指揮官は変わっておらず、当時も横浜FCは、J1復帰したシーズンだった。しかも、その2023年のJ1第5節の対戦で、京都はそのシーズン唯一の3連勝を達成しているのも奇妙な符合だ。リーグ戦3試合連続で勝点を重ねている横浜FCは侮れないが、京都の勝利を予想しておきたい。
首位が勝点を伸ばすと気になるのは、追うチームだ。最も京都に近い位置にいるのは勝点1差で追う柏レイソルだが、残念ながらリードを広げられることになりそうだ。
今節はホームでアルビレックス新潟を迎え撃つ。今季J1でまだ1勝どまりの19位のチームだが、簡単な試合にはなりそうもない。
新潟は前節、京都に1-2で敗れたが、PKながらも先制し、追加点を奪えそうな場面もつくっていた。今季リーグ戦唯一の勝利は昨季王者ヴィッセル神戸相手からのものであり、上位といえども油断のならない相手だ。
そして気になるのが、新潟がJ1に復帰した2023年からの対戦成績だ。柏と新潟は、実に4連続のドロー劇を演じている。
京都と横浜FCの対戦とは違い、両チームともに昨シーズンから監督が代わっている。だが、ここ2シーズンを知る選手などがいるので、たとえ無意識でも「チーム」には記憶が残っているはずなのだ。
また両チームとも、ここまでの11試合で5引き分けと、ドロー率は高い。連続引き分け記録は「5」に伸びると予想する。
■名古屋と鹿島は「ほぼ互角」?
柏が勝点21になれば、2位浮上の可能性があるのは勝点18の8位ヴィッセル神戸までになる。だが今節、18ポイントで並ぶ6位川崎フロンターレ、7位清水エスパルス、8位神戸は試合がなく、柏を飛び越えての2位浮上の可能性は、勝点19で並ぶ3位から5位の3チームに絞られる。
3位の鹿島アントラーズは、ホームに名古屋グランパスを迎える。現在17位に沈み、苦しんでいる相手だ。
過去の対戦成績では53勝8分31敗と、鹿島が大きく勝ち越している。だが近年、流れがやや変わりつつあるのだ。
最終順位で名古屋に上回られた2020年以降、対戦成績は鹿島の4勝3分3敗。ほぼ互角の戦いになっている。
鬼木達監督の下で復調の気配も見せていた鹿島だが、前節に勝利を取り戻したものの、第8節からは3連敗も喫していた。リーグ戦ここ5試合では、鹿島が2勝3敗、名古屋が3勝2敗とあまり差がない。名古屋の帰ってきたストライカー、マテウス・カストロが前節に2得点など、選手やチームの調子の波を鑑みて、ドロー決着を予想。今節、鹿島の2位浮上はないだろう。
後編では、現1位の京都と同2位の柏の間に別のチームが割り込み、激戦が今後も続くであろう見通しなどを中心に、分析しよう。