5月4日に京都競馬場、芝3200mで行われる天皇賞(春)。このレースへの特別登録を済ませている清水久詞厩舎の2頭、シュヴァリエローズとマイネルエンペラーが今朝23日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。 朝一番のCWで併せ馬。シュ…
5月4日に京都競馬場、芝3200mで行われる天皇賞(春)。このレースへの特別登録を済ませている清水久詞厩舎の2頭、シュヴァリエローズとマイネルエンペラーが今朝23日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWで併せ馬。シュヴァリエローズが先行してマイネルエンペラーが追走する形。6F標識から15秒を切るラップを踏んでいき、向正面を軽快なスピードで駆け抜けていく。ただ、ラップは速くなりすぎることはなく、ずっと14秒台のまま。マイネルエンペラーは4馬身ほど後ろから追走していたので、その分の差をコーナーで詰めていく形だった。
4コーナー付近でもそこまで速くなくて、最後の直線に向くあたりでじわっとスピードが上がっていく。直線半ばでトップスピードに乗っていくような形で2頭がゴールを目指すが、先行した分、シュヴァリエローズが楽な手応えで半馬身ほど先着している。
マイネルエンペラーの時計で6F79.8〜5F65.4〜4F51.3〜3F36.8〜2F22.9〜1F11.1秒。この日の馬場は雨が影響したのか、ラスト1F10秒台が1頭しかいなかったので、それを思えば、シュヴァリエローズも1F11.2秒で2頭とも終いの脚はしっかりしていた。
(取材・文:井内利彰)