パリ五輪でのメダル獲得に貢献した大分市出身の江村美咲選手(26)を含むフェンシングサーブル日本代表チームの合宿が22日…
パリ五輪でのメダル獲得に貢献した大分市出身の江村美咲選手(26)を含むフェンシングサーブル日本代表チームの合宿が22日、同市府内町のコンパルホールで始まった。30日までの期間中、練習が一般に公開される日も設けられる。
合宿は来月、韓国で開かれる「2025フェンシングソウルグランプリ」に向けた強化策の一環。日本代表28人のほか、カナダ、ハンガリー、シンガポール、スペイン、米国の代表ら計16人の外国人選手も参加する予定だ。
地元大分市出身で注目を集める江村選手は、パリ五輪フェンシング女子サーブル団体で、日本の銅メダル獲得に貢献した。五輪以降の国際大会でも上位入賞を重ねており、現在世界ランキング1位となっている。
この日は念入りに柔軟運動をしたのち、本格的な練習を開始。素早く距離を縮めてコーチを追い詰めたり、身軽に相手の剣をかわしつつ反撃に転じたりして、きれのある正確な剣さばきと足運びをみせていた。
合宿は26日午前9時~正午、28日午前9時~正午と午後3時~6時に一般にも公開され、練習の様子を見ることができる。また、選手たちは23日に大分市長を表敬訪問するほか、29日にはジュニア選手との練習会も予定している。(神﨑卓征)