先発するも5回に初球を投じたところで緊急降板【MLB】ドジャース 1ー0 レンジャーズ(日本時間21日・アーリントン) ドジャースは20日(日本時間21日)、タイラー・グラスノー投手が足をつったために降板したと発表した。試合後、グラスノーは…
先発するも5回に初球を投じたところで緊急降板
【MLB】ドジャース 1ー0 レンジャーズ(日本時間21日・アーリントン)
ドジャースは20日(日本時間21日)、タイラー・グラスノー投手が足をつったために降板したと発表した。試合後、グラスノーは「3回から(ふくらはぎの)つりがどんどん酷くなっていった。序盤はストレッチすることで(対処できていたが)、症状が収まることはなかった。なので、投げ方を変える必要があった」と話した。
グラスノーは5回先頭・バーガーへ初球を投じたところで右足の異変を訴えた。4回0/3で6奪三振1四球、3安打無失点で降板した。防御率3.71。2番手にはルイス・ガルシア投手がマウンドに上がった。
次回登板については「大丈夫だと思う」と軽傷を強調するも、「偶発的に起きてしまうんだ。疲労が原因ではない。脱水症状の検査も行った。どうして起きてしまうのか分からない」と不安も口にした。
ド軍に移籍した昨年も同じ症状に悩まされた時期があり、「両方の足首、ふくらはぎ、足がしばらくすると金縛りになってしまうんだ。どうしてか分からない。しばらくの間起きていなかったから、今週のうちに原因を突き止めたい」と症状改善に向けて対策を講じていく。
試合後、デーブ・ロバーツ監督は「非常にいい投球をしていたが悪化させたくなかった」と交代理由を説明。「両足がかなり震えていて、何とかしようとしていた。下半身に問題が起きると、(フォームを変えて)腕に影響を及ぼすことが多いから、それは避けたかった」と話し、「4回終了後にベンチで彼に『(状況を)注視しておく』」と伝えていたことを明かした。
今後の登板については、「日曜日(日本時間28日)に本拠地で投げてもらうつもりだ。去年もこの時期に起きたことを覚えている。望んで起きたことではない。トロントで起きたあと影響はなかったから、今回も1回きりの出来事だと願っている」と話した。
グラスノーは今季、試合前時点で3試合に先発して1勝0敗、防御率4.85の成績。チームは今月6日(同7日)にブレイク・スネル投手が左肩の炎症で15日間の負傷者リスト(IL)入りとなった。昨季9勝をマークしたグラスノーが離脱となれば、大きな痛手となるだけに右腕の今後が注目される。(Full-Count編集部)