◇米国女子◇JMイーグルLA選手権 3日目(19日)◇エルカバレロCC (カリフォルニア州)◇6679yd(パー72)…
◇米国女子◇JMイーグルLA選手権 3日目(19日)◇エルカバレロCC (カリフォルニア州)◇6679yd(パー72)
2023年の大会から、なんだかこの大会の恒例になりつつある冒頭の写真。女子プロゴルファーたちが鮮やかなブルーの中心でポーズを決めてくれる。米ツアーで戦う日本人選手たちはとっても優しい…。練習日にイヤな顔ひとつせず(たぶん)、村上航カメラマンのリクエストに応えてくれる。
撮影方法は実はいたってシンプル。毎年コース内に設置(ことしは15番ホールのティイングエリア裏)されている、“土管”のような巨大なオブジェに入ってもらって、ハイ、チーズ。とてもここがゴルフ場とは思えない写真が、いっちょあがりだ。
正確に言うと、これは土管ではなくプラスチック(ポリ塩化ビニル=PVC)製のパイプだそう。大会の冠スポンサーであるJMイーグルは、生活用水のための下水道や、灌がい設備をはじめ、電気やガスを送る管を製造する米国最大のPVCパイプメーカー。
大会のメディア担当者や、現地に住む人の多くも「スポンサーになるまで、何の会社か知らなかった」と口々に言うが、いまや年間売上高が約18億ドルにも上り、公共事業、インフラ整備に欠かせない企業といえる。
前身のフォルモサ・プラスチックス社が1982年、当時ニュージャージー州にあったジョンズ・マンビル(JM)社のプラスチックパイプ事業に携わる工場を買収し、JMマニュファクチュアリングを設立。2005年に台湾系米国人のウォルター・ワン氏が同社の株式100%を取得し、2年後にはPWイーグル社も買収して現在の社名になった。
2008年に本拠地をロサンゼルスに移し、このLA選手権を23年から地元でホストしている。同社は製品に50年間の保証をつけており、中部アメリカやアフリカなどでも水質向上に貢献。なお、ワン氏は2028年「ロサンゼルス五輪」委員の理事も務める人物だ。
大会は昨年まで韓国の歯科用インプラントメーカーであるDIOが冠スポンサーを務めた。米女子ツアーでは自動車メーカーや金融会社のほかに、スーパーマーケット等、バラエティ豊かな企業がトーナメントをバックアップしている。(カリフォルニア州ロサンゼルス/桂川洋一)