岡本は危険球退場処分に■阪神 8ー1 広島(20日・甲子園) 甲子園が騒然とした。20日に行われた阪神-広島戦の8回、坂本誠志郎捕手が頭部に死球を受けると、ベンチの藤川球児監督が激昂。広島ベンチからも新井貴浩監督が飛び出し、両軍ベンチが一触…

岡本は危険球退場処分に

■阪神 8ー1 広島(20日・甲子園)

 甲子園が騒然とした。20日に行われた阪神-広島戦の8回、坂本誠志郎捕手が頭部に死球を受けると、ベンチの藤川球児監督が激昂。広島ベンチからも新井貴浩監督が飛び出し、両軍ベンチが一触即発の空気となった。

 阪神が6-1とリードして迎えた8回、1死一、二塁のチャンスを作り、坂本に打席が回った。しかし、岡本駿投手が投じた初球のスライダーがすっぽ抜け、頭部に直撃。坂本は苦悶の表情を浮かべた。

 大事には至らなかったようでそのままプレーを続行しようとしたが、藤川監督が怒りの表情を見せながらベンチを飛び出した。坂本やコーチ陣がどうにか制ししようとしたものの、広島ベンチに対して言葉を言い放ち、新井監督らもフィールドに出て本塁後方付近でにらみ合った。

 その後、岡本は危険球退場となり、球審により警告試合が宣告された。坂本には代走・梅野が送られた。(Full-Count編集部)