サッカーJ1アルビレックス新潟は19日、ホームのデンカビッグスワンスタジアム(新潟市中央区)で京都サンガと対戦した。2…

 サッカーJ1アルビレックス新潟は19日、ホームのデンカビッグスワンスタジアム(新潟市中央区)で京都サンガと対戦した。2万2千人を超える観客がつめかける中、熱戦を展開したが、1―2で逆転負けし、勝利を待ちわびるサポーターの期待にこの日も応えることができなかった。

 アルビは序盤、プレーに硬さが見られたが、徐々にパスがつながり始めると、前半19分、ゴール前に切れ込んだMF奥村仁がファウルを受ける。これで得たPKをFW矢村健が冷静に決めて幸先良く先制した。そこからは両チームとも中盤で体を張って激しく競り合い、互いに相手のパスを奪って速攻を仕掛ける白熱した戦いに。アルビはラファエル・エリアスら強力な攻撃陣を要する京都に何度も攻め込まれたが、ジェイソン・ゲリアらDF陣を中心に、粘り強い守備ではね返した。

 後半、選手を入れ替えて攻撃のギアを上げた京都に対し、アルビはベテランFW小野裕二らを投入し、パスをつなぎながら追加点のチャンスをうかがう。だが、京都の分厚い攻撃を防ぎきれず、後半28分にラファエル・エリアスに同点弾をたたき込まれると、同41分にも失点してしまう。終盤、アルビは攻撃的な選手を入れてゴールを狙ったが、決定機を作れず、試合終了の笛を聞いた。

 今季はまだ1勝しかできず、19位(全20チーム)に沈むチームに、試合後は一部のサポーターからブーイングが起きた。アルビの樹森大介監督は「(ブーイングは)当たり前ですよね。ホームで多くの人に応援してもらってとても良い雰囲気を作ってもらっているのに」と、いまだホームで勝てない状況を嘆いた。それでも、「前半は準備してきたことができて、チャンスを作れた。難しい時間を耐えきれるように修正したい」と前を向いた。DF堀米悠斗も「戦うスタイルは貫けた。ボールを持つ時間をもっと長くして、試合をコントロールして勝ち切れるようにしたい」と語った。

 アルビの次戦は26日、敵地で柏と戦う。(井上潜)