普段は上から投げる西垣…サイドスローで3球投じた■楽天 ー ロッテ(19日・楽天モバイルパーク) 楽天の西垣雅矢投手が、“幻惑投法”で打者を仕留めた。19日に楽天モバイルパークで行われたロッテ戦に2番手で登板すると、突然サイドスローを披露し…

普段は上から投げる西垣…サイドスローで3球投じた

■楽天 ー ロッテ(19日・楽天モバイルパーク)

 楽天の西垣雅矢投手が、“幻惑投法”で打者を仕留めた。19日に楽天モバイルパークで行われたロッテ戦に2番手で登板すると、突然サイドスローを披露した。

 5回無死一、二塁で登板した西垣は、ポランコを空振り三振に仕留めて1死を奪う。そして、続くソトへの初球はサイドスローからのスライダーで見逃しストライクを奪った。さらに2球目もサイドスローからスライダーを投じ、ボールに。3球目はオーバースローでカットボールを投じた後、またもサイドからスライダーを投じた。

 その後は通常のフォームで投球し、カットボールで見逃しストライクを奪うと、最後はフォークを投じて三振を奪った。

 これには放送席も驚き。解説を務めた野口寿浩氏は「だいぶ横から投げましたね……ビックリしました。こういうものを隠し持ってましたね」と困惑気味だった。

 西垣は続く角中に四球を与え、高部に適時内野安打を許したものの、続く上田を三振に仕留めて最少失点で切り抜けた。(Full-Count編集部)