仲間を慮った大谷の行為に思わぬ批判が飛んでいる。(C)Getty Images 稀代の天才が見せた“献身的な行動”が、思…

仲間を慮った大谷の行為に思わぬ批判が飛んでいる。(C)Getty Images

 稀代の天才が見せた“献身的な行動”が、思わぬ形で話題を集めている。

 SNSを中心に小さくない話題となったのは、ドジャースの大谷翔平が見せた行動だ。味方ナインが守備に就く間、自軍ダグアウトで試合を見守っていた背番号17はクーラーボックスの傍に紙コップを準備。そしてグラウンドに立っている人数分、計8杯のドリンクを事前に用意していたのだ。

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 何気ない振る舞いだが、チームへの献身性を物語る所作である。DHとしてプレーする大谷には、味方の守備時にどうしても“隙間時間”が生じてしまう。その間にもナインのために振る舞う姿は人々の関心を集めた。

 ただ、一部では大谷を“美化しすぎている”という指摘も散見。米ポッドキャスト番組「The Big Leagues Daily」で司会を務めるダン・クラーク氏が自身のXで「自分の分は1杯もなかった。8杯すべてをチームメイトのために用意した」と動画を拡散。すると、「DHなんだから当然だ」「他の選手だってやっているかもしれない」「わざわざ取り上げるようなことなのか」「彼じゃなかったら取り上げない」といったネガティブな意見が噴出した。何かと話題になってしまう大谷に対する率直なハレーションと言えよう。

 しかしながら、そうしたネガティブな声を凌駕するのほどの賛辞が相次いだのも事実だ。やはり「球界の顔」というべきスターが見せた気遣いには、多くの米メディアが称賛を寄せている。

 米スポーツ専門局『ESPN』の元記者で、人気ポッドキャスト番組『Rich Eisen Show』のホストとなっているリッチ・アイゼン氏は、「オオタニは本当にすべてにおいて完璧だ。すべてにおいて素晴らしいんだ」と絶賛。また、先述のクラーク氏も自身のXで「ショウヘイ・オオタニが仲間のために良いことをしている映像が一部の人を怒らせていることは信じられない。敗者はなんと悲しい人生を送っているのか」と皮肉っている。

 文字通り一挙手一投足が注目を集める大谷。今回のような反響は、彼の秘めるスター性を存分に示す例だと言えそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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