ドジャース先勝もカーショーが4発被弾、PSでは球団史上初 ドジャースのメジャー最強左腕クレイトン・カーショー投手が6日(…
ドジャース先勝もカーショーが4発被弾、PSでは球団史上初
ドジャースのメジャー最強左腕クレイトン・カーショー投手が6日(日本時間7日)、本拠地で行われたダイヤモンドバックスとのナ・リーグ地区シリーズ初戦で先発し、7回途中を5安打7奪三振3四球4失点で降板した。チームは9-5で勝利し、カーショーは勝利投手となったが、ポストシーズンでの1試合4被弾は球団史上初となった。
主導権を握る中、絶対的エースが突如乱れた。7-2で迎えた7回1死走者なしの場面。カーショーがマルテに投じた86マイル(約138キロ)のスライダーが甘いコースに入ると、レフトスタンドに矢のようなソロ弾を打ち込まれた。続くマシスには初球の91マイル(約146キロ)のファストボールを同じくレフトスタンドに運ばれた。
サイ・ヤング賞3度受賞の最強左腕がよもやの2球連続の被弾。デーブ・ロバーツ監督もちょうど100球目となったエースの降板を決断。ワトソンをマウンドに送り出した。
切れ味抜群のカーブなどで7三振を奪ったカーショーだが、3回にポラック、6回にマルティネスにソロ弾を打たれていた。ドジャースのポストシーズン史上初となる1試合4被弾。メジャー公式サイトによると、メジャー史上では9人目の不名誉だった。
カーショー「5戦目の準備を進めている
デイブ・ロバーツ監督は試合後の記者会見で「彼のファストボールの球速は本当に素晴らしかった。右打ち打者の内角に効いていた。左打ちにはいいカーブを投げていた。スライダーは序盤はOKだった。6回、7回は良くなかった。だから、ファストボールに頼ったのだろう」と分析。一方、Tシャツ姿で会見場に現れたカーショーはさばさばした表情を浮かべ、今季持病の腰痛で戦線離脱した経緯から「背中の怪我は大丈夫か?」との質問も受けたが、「大丈夫だ」と一言。「今は投げる可能性のある5戦目の準備を進めている。次のシリーズになればいいけれど、それが今の気持ちだ」と前を向いた。
レギュラーシーズンでは圧巻のピッチングを見せる左腕だが、ポストシーズンでは試練を迎えてきた。この日の登板前の段階で、ポストシーズン通算89イニングを投げ、自責点45。防御率は4.55だった。この日の4発被弾で防御率はさらに悪化した。対戦したDバックスのトーリ・ロブロ監督は「カーショー? 我々にとっては挑戦だったが、ゲームプランを温めていた。そして、4本も本塁打を打つことができた。我々にとってはポジティブなことだった。彼から得点を奪うことができたのだから、多少の自信にはなった」と話し、敗戦の中にも手応えをつかんだ様子だ。
1988年以来のワールドシリーズ制覇を狙うドジャース。自慢の打線は爆発したが、今後、頂点にたどり着くにはエースの快刀乱麻のピッチングも不可欠だ。(Full-Count編集部)