【NASCAR】第9戦 Food City 500/ブリストル・モーター・スピードウェイ(日本時間4月14日)【映像】半回転→180度スピンの衝撃シーン 全米で人気のストックカーレース、NASCAR(ナスカー)の第9戦が開催された。荒れると…

【NASCAR】第9戦 Food City 500/ブリストル・モーター・スピードウェイ(日本時間4月14日)

【映像】半回転→180度スピンの衝撃シーン

 全米で人気のストックカーレース、NASCAR(ナスカー)の第9戦が開催された。荒れると予想されたレースにも関わらず、大きなアクシデントが起こらない時間が長く続いたが、この日初めて派手なスピンを演じたのは人気ドライバーの「SVG」だった。

 ブリストル・モーター・スピードウェイは、コーナーのバンク角がキツく、ストレートが短いショートオーバルトラックで、あらゆるところで接触やバトルが発生する。そのため、例年ではコース上に危険があると判断されて追い抜き禁止状態となる「イエローコーション」が、約40周に1回ほどの確率で発生しているという。

 しかし今年のレースは違った。あちこちで細かな接触はあったものの、ノーコーションのまま125周のステージ1が終了。解説の桃田氏も「なんか逆に怖いですね……」と苦笑していたが、さらに50周ほど、大きなアクシデントもなくレースは順調に進んでいった。

 そして178周目、ついに88号車シェーン・ヴァン・ギスバーゲンのマシンがスピン! 思わず桃田氏も「ああああああぁぁ~~ッ! 初めてやりましたね」と大声で叫ぶ。88号車が一回転してコース上で止まったために、ここで初めてイエローコーションが発生することとなった。

 「SVG」の愛称で知られるシェーン・ヴァン・ギスバーゲンは、ニュージーランド出身のドライバーでストリートレース出身。(オーバルトラックではない)ロードコースが得意とされ、今回は36位からスタートし、後方グループで走り続けていた。なお、88号車はすぐにコース復帰したものの、最終的には未完走となっている。

 全500周でイエローがわずか3回だけ、コース上の大きなアクシデントはこのスピンのみということで、貴重なアクシデントシーンを見た視聴者からは、「やっときた」「荒れてきた」「マジで事故」「やってもうた」「SVGはよく回ってない?」など興奮気味のコメントが集まっている。

(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)