4月15日、ネバダ大学に所属する山ノ内勇登ウィリアムズがトランスファーポータルに登録したことを自身のSNSで発表した。 トラ…

 4月15日、ネバダ大学に所属する山ノ内勇登ウィリアムズがトランスファーポータルに登録したことを自身のSNSで発表した。

 トランスファーポータルとはNCAA(全米大学体育協会)で選手が別の大学へ転校するためのシステムで、これにより他大学のオファーを受けることが可能となる。

 福島県出身の山ノ内は現在21歳で207センチ104キロ。アメリカ人の父と日本人の母を持ち、小学5年生までを日本で過ごした。その後はアメリカにに移り住み、本場でバスケの腕を磨いてきた。ラマー大学に進学後、2年目となる2023-24シーズンはポートランド大学でプレー。今シーズンはネバダ大学に転校したが、NCAAトーナメントの出場は逃している。

 2021-22シーズンには特別指定選手としてアースフレンズ東京Zに在籍。FIBA U19ワールドカップに日本代表で出場し、パリ2024オリンピックの候補メンバーにも名を連ねるなど、日本でも数々の実績を残している。

 

 SNSでは「家族と話し合った結果、残り2年間ある出場資格でトランスファーポータルに登録することにしました。これから始まることにワクワクし、次のステージに向けて準備万端です。ネバダ大学、コーチ陣、チームメイト、そしてウルフパックのファンの皆さん、これまで支えてくださった皆様に感謝します」とコメントし、次のステップアップに向けて前向きな姿勢を見せた。