第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)は金曜日、ダリア・カサキナ(ロシア)を6-2、6-1で下し、「チャイナ・オープン」準決勝へと駒を進め、世界ランク1位への望みをつないだ。ハレプが現在のナンバーワン、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)に代…

第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)は金曜日、ダリア・カサキナ(ロシア)を6-2、6-1で下し、「チャイナ・オープン」準決勝へと駒を進め、世界ランク1位への望みをつないだ。

ハレプが現在のナンバーワン、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)に代わって1位になるには、北京の決勝に進出することが条件になるとWTA公式サイトが報じている。

ハレプはいまだランキング1位に達したことはなく、6月に「全仏オープン」決勝でエレナ・オスタペンコ(ラトビア)に敗れたのをはじめ、1位になるチャンスを何度か掴み損ねている。

ハレプは北京で、マリア・シャラポワ(ロシア)を6-2、6-2で破っており、先月の「全米オープン」1回戦における波乱の敗戦を含めた、対シャラポア戦7連敗に終止符を打っている。34位のカサキナに準々決勝で勝ったハレプは、先週の「武漢オープン」におけるストレート負けの借りを返した。

準決勝の対戦相手は、第9シードのオスタペンコとなる。これまで苦汁を飲まされてきたハレプが、ついに世界ランキング1位をとるか注目だ。(テニスデイリー編集部)※写真は準決勝に進出したシモナ・ハレプ(Photo by VCG/VCG via Getty Images)