過去に多くの日本人選手が成功を収めたマリナーズ 今オフにポスティングシステム(入札制度)でのメジャー挑戦に踏み切ると見ら…

過去に多くの日本人選手が成功を収めたマリナーズ

 今オフにポスティングシステム(入札制度)でのメジャー挑戦に踏み切ると見られている日本ハムの大谷翔平投手。多くのMLB球団が獲得に動く中、米メディアで有力候補の1つと見られているのがマリナーズだ。任天堂は筆頭株主ではなくなったものの、過去に多くの日本人選手が在籍したことから、環境面などでプラス面が多いとされる。ジェリー・ディポトGMは9月に札幌ドームを訪れ、大谷の登板を直接視察しており、強い興味を抱いていることは間違いない。

 では、仮に大谷獲得が実現した場合、マリナーズはどのような起用法を考えているのか。米国内でも、二刀流を容認するかどうかが、契約への大きなポイントの1つになると見られている。地元紙「ニュース・トリビューン」によると、ディポトGMは投打両方での起用は「可能」と話したという。

 記事では「マリナーズは、日本人選手がメジャーでの順応することに関して、イチローや佐々木、岩隈などを引き合いに出すことで良いきっかけを示すことができる」と言及。過去に多くの日本人プレーヤーがシアトルで成功を収めていることは、やはりポジティブな材料になると見ている。

 その上で「多くのMLBの球団幹部達は、大谷はまずバッターとしてレギュラー出場するよりも先に、有能なピッチャーだということを証明しなければならないだろうと密かに言っている」と指摘。投打両面で圧倒的なパフォーマンスを見せ、メジャーでの二刀流実現も現実味を帯びてきているが、やはり、MLB球団からより高く評価されているのは「投手・大谷」。まずは投球で結果を残すべきだというのだ。

「どちらもフルタイムってわけにはいかない」も…「別々にやるのであれば可能」

 ただ、大谷のプレーを生でチェックしたディポトGMは、投打両方で「フルタイム」で起用しなければ、二刀流は可能だと話している。記事によると、まずは「シーズンを通して決まったイニングを投げ続けると同時に打席に立つというのは可能なのかって? どちらもフルタイムってわけにはいかないだろう。それは成し遂げるのは不可能だ」と説明した上で、以下のようにコメントしている。

「だが、別々にやるのであれば可能だ。並外れたアスリートでなければならないけどね。ただ、それが可能かどうかって考えると、もちろんイエスだ。歴史上あったことだからね」

 先発登板の日は投球に専念し、そうでない日は打者として出場すれば、どちらの能力も生かすことができると考えているようだ。ヤンキースのジョー・ジラルディ監督らも、すでに“二刀流容認”の考えを明かしている。各球団はあらゆるプランを練った上で、「投手・大谷」と「打者・大谷」の獲得を目指すことになりそうだ。(Full-Count編集部)