フェルスタッペンは決勝で6位に沈んだ(C)Getty Images 緊急昇格を果たした角田裕毅のレッドブルは、バーレーン・グランプリ(GP)でフリー走行や予選でマシンの状態が上がらず、決勝ではエースのマックス・フェルスタッペンが6位、角田が…

フェルスタッペンは決勝で6位に沈んだ(C)Getty Images

 緊急昇格を果たした角田裕毅のレッドブルは、バーレーン・グランプリ(GP)でフリー走行や予選でマシンの状態が上がらず、決勝ではエースのマックス・フェルスタッペンが6位、角田が9位という結果となった。

【動画】フェルスタッペン嘆く…ピットストップで右フロントタイヤが上手くはずれず

 6位に沈んだフェルスタッペンについて『F1公式サイト』は、「難しい予選を経て7番グリッドに並んだフェルスタッペンだが、最初のピットストップ中にレッドブルのライトシステムが機能せず、緑に変わることなく赤のまま表示され続けた」と、ライトシステムの故障に見舞われたと記した。

 さらに「世界チャンピオンは、コースに戻るとブレーキに苦労し、ポジションを失ったと報告した。また、2回目のピットストップでは右フロントタイヤの取り外しがうまくいかず、結果的に遅れてフェルスタッペンは最後尾に落ちてしまった」と伝えている。

 「レースが進むにつれてポジションを回復し、終盤にピエール・ガスリーをかわして6位を確保するなど、チームが現在抱えている問題が57周のレース中に浮き彫りになったことを認めた」といい、フェルスタッペンは「基本的にすべてがうまくいかなかったんだ!」と嘆いたという。

 「スタートが悪くて、クラッチを切った時にホイールスピンが大きすぎた。そして最初のスティントでも、予選とほぼ同じ問題を抱えていた。それに、前のライバルと比べてタイヤがオーバーヒートしすぎていたんだ」と、問題点を指摘している。

 ただ、「まあ、全てを考慮すると、正直言って6位でフィニッシュできたのは良かったと思う。ピットストップがうまくいったとしても、他のタイヤを選択したとしても、それ以上は不可能だったからね」と、決勝のレースを振り返っている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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