◆明治安田 J1リーグ▽第10節 G大阪2―0名古屋(12日・パナソニックスタジアム吹田) 名古屋が今季6敗目を喫した。第10節を終えて2勝2分け6敗。長谷川健太監督は「完敗を認めます。なかなかしたいサッカーをさせてもらえなかった」と肩を落…
◆明治安田 J1リーグ▽第10節 G大阪2―0名古屋(12日・パナソニックスタジアム吹田)
名古屋が今季6敗目を喫した。第10節を終えて2勝2分け6敗。長谷川健太監督は「完敗を認めます。なかなかしたいサッカーをさせてもらえなかった」と肩を落とした。
前半からボールを握られる展開が続き、自陣でプレーされる時間が多かった。セカンドボールも収められて、なかなか思うように攻めに転じることができず。それでも0―0で試合を折り返し、反撃が待たれたが後半18分と31分に失点。シュートは1試合を通じて相手が12本、名古屋が2本のみと試合を支配された。
試合後、指揮官は「やっぱりコンパクトじゃなかったと思う。なんとなく『持たせている』という部分から、『持たれている』という状況に変わってしまった」と陣形の間延びを課題に挙げ、守備に回った際の試合の運び方に反省を述べた。この試合を終えて暫定19位。なかなか光が見えてこない期間が続く中で「サポーターやクラブの関係者に対して本当に申し訳ない思いでいっぱいですが、自分自身これで終わるつもりはない。勝ちがなかった時の方がいいサッカーをやれていたと思う。あの時の気持ちを忘れずにやっていかないと今季、ずっと残留争いで終わってしまう可能性がある。本当に危機感を持ってやらなきゃいけない」と、かみ締めるように話した。