【MLB】ドジャース 3−0 カブス（4月11日・日本時間12日／ロサンゼルス）【映像】山本がマウンドで咆哮！打者の表情にも注目… ドジャースの山本由伸投手が今季4度目の先発マウンドに上がった。6回無失点9奪三振を奪う力投で今季2勝目。中で…
【MLB】ドジャース 3−0 カブス（4月11日・日本時間12日／ロサンゼルス）
ドジャースの山本由伸投手が今季4度目の先発マウンドに上がった。6回無失点9奪三振を奪う力投で今季2勝目。中でも4回のマウンドを切り抜けた投球に、本拠地ドジャー・スタジアムやSNSのファンたちが歓喜している。
前回のフィリーズ戦から中6日での登板となったこの試合は、初回からエンジン全開だった。ハップ、タッカーから連続三振を奪うと、鈴木誠也外野手をライトフライに打ち取り三者凡退。2回も2つの三振を奪い危なげない投球を披露する。
そして3回、PCAことピート・クルーアームストロングをファーストゴロ、ショウをライトフライ、そして東京シリーズでタイムリー2ベースを許しているアマヤをファーストフライに仕留め三者凡退。3回まで打者9人から4つの三振を奪い、1人の走者も許さないパーフェクトピッチングを見せた。
迎えた4回、1死からタッカーに二塁打を打たれて、スコアリングポジションにランナーを背負う。さらに鈴木誠也にはライト前ヒットを打たれるが、ここは鈴木の暴走に助けられて2死三塁とした。打席には4番のブッシュ。フルカウントから山本が勝負球に選んだのはスプリットだった。真ん中低めにストンと落ちたスプリットは92.1マイル（約148.2キロ）で、28インチ（71.1センチ）落ちる魔球。ブッシュのバットが空を切ると、マウンド上の山本はくるっとセンター方向に向いて雄叫びを上げた。
山本の好投にSNSでは「もはや王者の風格…」「この三振はエグい」「スプリットの落ち方がエグいな」「気持ちいい三振」「こんなの打てないだろw」と称賛の声が並んだ。
この日の山本はストレート、スプリッター、カーブ、シンカー、スライダー、カッターとすべての球種が冴え渡り6回無失点、被安打2、奪三振9、与四球1（103球）の好投で今シーズン2勝目を挙げた。また、今季28奪三振とし、MLB全体でトップとなる奪三振王となっている。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
