ミランは11日、セリエA第32節でウディネーゼとのアウェイ戦に臨み、4-0で快勝した。 前節フィオレンティーナ戦を2点差…
ミランは11日、セリエA第32節でウディネーゼとのアウェイ戦に臨み、4-0で快勝した。
前節フィオレンティーナ戦を2点差を追いついてのドローとした9位ミラン(勝ち点48)は、ウォーカーの負傷や試合の入りのまずさを改善すべく3バックに変更。[3-4-3]の最前線にはヨビッチが入った。
11位ウディネーゼ(勝ち点40)に対し、開始20秒、ロングボールの流れからルーズボールを拾ったボックス内のラインデルスがGKと一対一の決定機。いきなりのビッグチャンスだったが、シュートはGKオコイェにセーブされた。
良い入りとしたミランは重心を下げながらウディネーゼにボールを持たせる展開とする中、縦に早い攻撃で牽制。なかなかシュートには繋がらなかったが、序盤の課題を無失点で切り抜け、ウディネーゼにも好機を許さず時間を進めていく。
33分にはカウンターからピンチもGKメニャンとガッビアが好守で凌ぐと、42分に先制する。フォファナが高い位置でボールを奪って右サイドを持ち上がり、横パス。ペナルティアーク中央のレオンがダイレクトで蹴り込んだ。
さらに45分、ミランが一気に突き放す。プリシックの左CKからヘディングを狙ったパブロビッチの右肩に当たったボールがうまくゴールに吸い込まれた。
2点をリードして迎えた後半、前がかるウディネーゼに対してミランはカウンターを狙って牽制。52分にはGKメニャンがアレックス・ヒメネスと衝突してが負傷交代するアクシデントがあった中、66分にはCKの流れからピンチもルッカのシュートミスに救われた。
すると74分に決定的な3点目。エイブラハムの落としを受けたテオ・エルナンデスが左サイドを独走。ボックス左まで持ち上がり強烈なシュートを突き刺した。
そして81分、ロングカウンターの流れからエイブラハム、レオンと繋いで最後はラインデルスが仕留め4点目を挙げた。
85分にもカウンターからプリシックの放ったシュートがネットを揺らしたが、エイブラハムがゴール前で触れていたことでオフサイド判定に。
それでも4-0で快勝し、3試合ぶりの白星、8試合ぶりの無失点勝利としている。
ウディネーゼ 0-4 ミラン
【ミラン】
ラファエル・レオン(前42)
ストラヒニャ・パブロビッチ(前45)
テオ・エルナンデス(後29)
タイアニ・ラインデルス(後36)