スペインサッカー連盟(RFEF)は、オサスナが異議申し立てをしたバルセロナのスペイン代表DFイニゴ・マルティネスの出場に…
スペインサッカー連盟(RFEF)は、オサスナが異議申し立てをしたバルセロナのスペイン代表DFイニゴ・マルティネスの出場に関して、却下したことを発表した。
3月27日、オサスナはラ・リーガ第27節の延期分でバルセロナと対戦。インターナショナル・マッチウィークが明けた直後の試合となった理由は、バルセロナのチームドクターが急逝したことを受けた代替日程だが、代表戦明け直後にねじ込まれたことで、大きな物議を醸していた。
試合は3-0でバルセロナが快勝したが、この試合にフル出場したイニゴ・マルティネスが問題視されることに。イニゴ・マルティネスは3月のUEFAネーションズリーグ(UNL)に向けたスペイン代表に招集。しかし、合流直前のアトレティコ・マドリー戦で負傷しており、不参加となっていた。
国際サッカー連盟(FIFA)の規定では、代表チームでプレーした際に負傷した選手や健康上の理由で代表参加を辞退した選手は、最後の試合から5日間はプレーに復帰できないというものがあり、イニゴ・マルティネスがこれに抵触する可能性があるとして、オサスナはRFEFに異議申し立てを行っていた。
RFEFは11日にこれを却下。仮にこの訴えた認められていた場合は、没収試合となっており、ラ・リーガの優勝争いに非常に大きな影響を与えることとなっていた。
バルセロナはイニゴ・マルティネスの負傷を伝えた日と、スペイン代表が発表された日が同じだったとし、代表チームに招集されてからのものではないと主張している。
なお、オサスナはこの件に納得がいかず、控訴することを発表。スペイン代表の招集に応じなかった理由が、不詳であったため、選手とRFEFの合意に必要な免除はなかったと訴えている。