【明治安田J1リーグ 第5節 川崎フロンターレvs横浜F・マリノス 2025年4月9日19:03キックオフ】 撮影/原壮…

【明治安田J1リーグ 第5節 川崎フロンターレvs横浜F・マリノス 2025年4月9日19:03キックオフ】 撮影/原壮史(Sony α-1使用)

■互いに「アクシデント」で幕開け!

 首位に肉薄しながらも離脱者が増えてしまっている川崎と、ここまで勝利が1つしかないマリノス。互いに苦しい状況で迎えた神奈川ダービーは、両者ともにアクシデントで幕を開けることになった。
 川崎はスタメンに名を連ねていた宮城天がウォーミングアップ中に負傷してしまい、急きょマルシーニョがスタメンとしてプレーすることに。
 一方のマリノスは、センターバックのジェイソン・キニョーネスが4分で負傷交代となってしまった。
 そんなイレギュラーをモノにしたのは、川崎だった。7分、伊藤達哉のインターセプトから左サイドのマルシーニョに展開すると、勢いよくエリア内へ送ったボールは相手に当たって大関友翔の足元へ。
 J1初先発だった背番号16のJ1初ゴールが生まれ、川崎が先制した。
 しかし、川崎がそのままの勢いで圧倒…といった展開にはならなかった。
 マリノスがボールを握り、川崎が構える、という時間が続く。すると41分、右サイドからドリブルで切り込んだヤン・マテウスがエリア外からグラウンダーのシュートを放つと、ボールは縦に並ぶ形となったディフェンダーの股下を通り抜けてゴールへ。1-1で後半に突入することになった。

■終了間際「オーバーヘッド」からの…

  後半は川崎がボールを持つ時間を増やし、マリノスを押し込んでチャンスを作る構図で進行。なかなかゴールを奪うことができなかったが、67分、セサル・アイダルのロングシュートが低弾道で決まり、2-1に。
 そのまま試合が終わるかと思われたが、89分、宮市亮のクロスを植中朝日が下がりながらオーバーヘッド気味に合わせると、ボールはゴール前へ。天野純がそれをボレーで合わせてゴールを奪い、マリノスが土壇場で2-2に追いついた。
 これで引き分けかと思いきや、アディショナルタイムに突入し、両者ともにギアをさらに上げた試合は、さらに動くことになった。
 90+2分、マリノスの左サイドからの攻撃を川崎が止めかけたものの、山根陸が粘って再び攻守が入れ替わると、中に入れたボールを植中が粘り、最後はヤン・マテウスが詰めてゴール。2-3と逆転してみせた。
 しかし、それでも試合は終わらなかった。90+10分、右からのコーナーキックを高井幸大がヘディングで合わせ、3-3に。
 追いついた川崎は最後の最後まで猛攻を続けたが、これ以上スコアは動かず。終盤に3ゴールが生まれた白熱の試合は、引き分けで幕を閉じた。
 タイムアップの笛が響くと、2戦連続でスタメンに選ばれた大学在学中のプロ1年目・諏訪間幸誠は悔しさを露わに。
 3-3となった場面では高井についていたものの、駆け引きで振られると、間に神田奏真が入ったことで高井と分断されてしまい、フリーでジャンプされて高い打点のヘディングシュートを許した。
「あそこはやられてはいけない。改善しないといけない」と悔しさを噛み締めたマリノス期待の大型ルーキーは、それでも「下を向いている暇もない」と、中2日でやってくる次の試合へ、プロらしく前を向いた。次こそ勝利をつかんほしい。
 

■試合結果

川崎フロンターレ 3-3 横浜F・マリノス

■得点

7分 大関友翔(川崎)

41分 ヤン・マテウス(マリノス)

67分 セサル・アイダル(川崎)

89分 天野純(マリノス)

90+2分 ヤン・マテウス(マリノス)

90+10分 高井幸大(川崎)

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