JRAは10日、第85回桜花賞(GI、芝1600m)の枠順を発表した。阪神JF勝利から始動戦を迎えるアルマヴェローチェは…

JRAは10日、第85回桜花賞(GI、芝1600m)の枠順を発表した。

阪神JF勝利から始動戦を迎えるアルマヴェローチェは5枠9番、無敗でフェアリーSを制したエリカエクスプレスは1枠2番、クイーンC勝ち馬エンブロイダリーは4枠7番から発走する。

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■極端な枠を引いた馬は勝ち切れず

過去10年、複数勝利を挙げているのが2枠【2.0.2.15】、4枠【2.1.0.17】、5枠【2.2.2.14】、7枠【2.0.2.26】。その一方で、1枠【0.1.3.15】、8枠【0.3.0.27】と極端な枠を引いた馬は勝ち切れない傾向が出ている。ブラウンラチェットは鬼門データを覆せるか。

人気薄激走に目を向けると、6番人気以下は11度の馬券内あり。そのうち5頭が4~5枠と、真ん中付近の枠番だった点は興味深い。窮屈な競馬を強いられる内枠でもなく、距離ロスを強いられる外枠でもない。波乱を狙うならこのゾーンに入った馬をケアする必要がありそうだ。当日8番人気以下想定の4枠8番ウォーターガーベラ、5枠10番トワイライトシティには穴妙味を感じる。

2戦2勝の無敗馬エリカエクスプレスは1枠2番。過去10年で勝利がない1枠を引き当てたことは大きな懸念材料か。馬群で揉まれるような競馬をしたことがない馬でもあり、鞍上の手腕が問われるシチュエーションと言えそう。

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