◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 初日(10日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7069yd(パー71)…

「65」で大会初制覇へ好発進(C)JGTOimages

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 初日(10日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7069yd(パー71)◇曇り(観衆2308人)

開幕初日をバーディで滑り出し、順調にスコアを伸ばした前半14番で悔しいミスが出た。石川遼がこの日初めてフェアウェイを外した5ホール目。ティショットを左に曲げ、ラフからの第2打は右奥のピンに向かって木がかかる状況だった。

ピン方向を狙う選択肢と迷ったが、「さすがにちょっと難しいショットだった」とレイアップして3打目勝負。残り約50ydの花道に置いたが、マウンド越えの第3打はわずかにキャリーが足りずにロングパットが残りボギーを叩いた。「勝負するところは勝負する。そこ(3打目)に任せられるくらい、オフにやってきたので。難しいショットではあったんですけど、まだまだかな」とこの日唯一のボギーを振り返った。

7バーディ、1ボギー「65」で6アンダー。「スコア的には100点なんですけど」と、絶好の滑り出しに反してオフの取り組みが出し切れなかったことに悔しさがにじむ。今季は海外参戦を見据えてウェッジを58度から60度に変更。アプローチ強化のために、今週は新ボールにも替えていた

「ロングゲームのデータはあまり変わらなかったので、完全にショートゲームのパフォーマンスでドットにしました。ファーストカットとか逆目とか、最高なライじゃない時にパフォーマンスが安定していた」。2月「ニュージーランドオープン」を終えてから、これまでの「クロムツアーX」からドットの入った「クロムツアー プロトタイプ」に変更。「ウェッジでバーディを獲り切れていないし、近くにもつけられていない」と力を入れてきたショートゲームで獲りきれなかったことが悔やまれた。

一方で、今季の課題にしていたマネジメントの部分は「悪くなかったと思いますし、オフと“別人になっちゃった”というゴルフをすることは無かった」と振り返った。「まずは一日終わってすごくフィードバックもあるので、良くしていくことは必ずできる」。過去10回出場した本大会で、最終日最終組を4度経験しながら優勝にはまだ届いていない。「少しずつでも良くなるように、諦めずにやっていきたい」と、まずは大会初制覇に向けて絶好の位置につけた。(三重県桑名市/谷口愛純)